『宇宙よりも遠い場所』STAGE03「フォローバックが止まらない」感想




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「そうなったら、軽く死ねますね」

『宇宙よりも遠い場所』STAGE03「フォローバックが止まらない」 ©YORIMOI PARTNERS

放課後、結月に連れられファミレスに行くキマリたち。さりげなく行きたくない理由を聞こうとするキマリたちでしたが、結月に「母に何か言われましたね?行くよう説得してくれとかなんとか……」と逆に問い詰められアッサリとそうであることをバラしてしまう報瀬。

「多分皆さんには分からないと思いますけど……」と前置きをして行きたくない理由を語りだす結月。

結月「わたし、友達いないんです。今、じゃないですよ。今まで、今まで一度も」

4歳の頃から子役をやってきて友達ができなかったという結月。「だから高校入ったら高校では絶対友達作ろうって……。部活してバイトして友達と放課後買い食いして……カラオケ行って」そういう普通のことをしたいと話す結月。そんな結月を「なんか抱きしめたくなった」と抱きしめるキマリ。結月の気持ちが分かるというキマリ、「分からないです!」という結月。

結月「だってみなさん、親友同士じゃないですか!」

その言葉にキョトンとするキマリたち。「わたしたち出会って1ヶ月も経ってないぞ」と日向。「一緒に遊び行ったこともないし」と報瀬。「ただ同じ所に向かおうとしているだけ、今のところは」と結月に微笑むキマリ。

結月をホテルまで送り別れたキマリたち。結局説得は出来ませんでしたが「これで良かったんじゃない」という日向。

ホテルの部屋で高校の友達とLINE(劇中ではRINE)する結月。しかし頭では「初めてだ、あんなことされたの……」と結月を抱きしめたキマリのことを思い返しています。「友達ってあんな感じなのかな……」と悶える結月。

そんなことを考えながらベッドで横になっていると窓を叩く音が聞こえます。窓の外を見るとそこにはハシゴで登ってきたキマリがいました。「やっぱり南極に行こう!」というキマリ。「怒られますよ」という結月。キマリの下にいる日向が「いいから行くぞ!」と言います。さらに下にいる報瀬が「風強いから!はやく!」と言います。「手のばして!」と手をだすキマリ。その手を掴む結月。そのとき突風が吹き、ハシゴは倒れてしまいます。キマリの手を持ったまま窓から落ちる結月。それはベッドから落ちた結月の夢でした。

『宇宙よりも遠い場所』STAGE03「フォローバックが止まらない」 ©YORIMOI PARTNERS

窓の外を見て笑い、「変な夢」という結月。スマホを取りRINEを見るとグループトークから友達になった二人が退出していました。少し落ち込んだ背中の結月。

そのときノックの音がします。ハッとして窓を見る結月。もちろんそこには何もありません。再びノックの音がします。それは窓ではなく扉を叩く音でした。

ドアを開ける結月、そこにはキマリたち3人が立っています。「おはよー!」と挨拶するキマリ。「みなさん!?」と驚く結月。「結月ちゃん東京で仕事だって言ってたからもし良かったら一緒に行こうかなぁって」とキマリ。「時間ある?」と聞く報瀬に「はい……」と答える結月。そして結月は泣き出してしまいます。

キマリたちは『南極・北極科学館』にやってきます。こんなところがあるんですね。

電話で「3人と一緒なら行くって言ってるの、一緒じゃなかったら行かないから」と言っている結月。きっと母に電話をしているのでしょう。

ペンギンを見たり、雪上車に乗ってみたり、記念撮影したり、科学館を楽しむ4人。

館内上映のオーロラを見る4人。「スゴい綺麗だって、涙出てくるってお母さん言ってた」と報瀬。「でもオーロラってなかなか見れないんじゃないのか?」と日向。「じゃあ、もし本当に見ることができたら南極でオーロラ見た世界で唯一の高校生になれるかも」とキマリ。「そうなったら、軽く死ねますね」という結月でした。

結月の孤独を救う、変な3人の少女たち

いやぁ、結月ちゃんのエピソード最高でした。決して私が早見沙織の大ファンだから言ってるんじゃありませんよ。

まず、報瀬と日向の関係が描かれたところが良かったです。キマリと日向はバイト仲間なので割と仲良しで、キマリと報瀬は同じ学校、そして同じ夢を共有した仲間という点から仲良しでした。じゃあ報瀬と日向はどんな関係なのか、ということはやはり考えてしまいます。「人のことを考えてない」と自己嫌悪する報瀬、今さらかよ、と言いつつそれでもいいと認められる日向。電車の中で仲良く微笑むシーン、大好きです。

結月の話を聞き、説得できずに別れた夜も、「私たちには説得するしかなかった」という報瀬、でも強引な説得はしませんでした。「これで良かったんじゃない」という日向は報瀬に微笑みます。なんだか、とても分かり合っているような良い関係を築けているんだなと感じました。

そしてメインストーリーの結月の話。友達がいないという結月を抱きしめるキマリ。そのぬくもりにキマリが迎えに来る夢まで見てしまいます。そして友達だと思っていた相手を失った朝にやってくるキマリたち。それは泣いてしまいますね。とてもドラマチックで素敵なストーリーだったと思います。

まだ結月が言い出しただけですが、いよいよ南極行きも現実味を帯びてきました。次回はどんな物語が待っているのでしょうか。次回も非常に楽しみです!

ED曲の「ここから、ここから」が好きすぎて発売が待ち遠しいです。





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