『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第5話「「人を結ぶ手紙を書くのか?」」感想




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2018年冬アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第5話「「人を結ぶ手紙を書くのか?」」を見ました。

第5話「「人を結ぶ手紙を書くのか?」」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

季節は移り、空が高くなる頃。
ヴァイオレットは数々の手紙を代筆し、貴族の間で話題の自動手記人形になっていた。

今回、ヴァイオレットが代筆するのは隣国へ嫁ぐ王女の恋文。
ドロッセル王国の王女とフリューゲル王国の王子が交わす恋文を国民に公開することで、
国を挙げて二人の結婚を祝う。
これは王国の伝統的な儀式であり、戦時中に敵対関係であった両国の和平を結ぶ「婚姻外交」
でもあった。

ドロッセル王国の王女・シャルロッテは、14歳のあどけない少女。
異国へ嫁ぐことも、侍女のアルベルタと離れることも、不安でたまらない。
王女の恋文を代筆するのは、彼女と同じ年頃の自動手記人形、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。
ヴァイオレットは古今東西の書物から得た恋愛の知識で、見事な恋文をしたためる。
しかし、シャルロッテの表情は晴れない……。

数年前。白椿の花壇でのこと。
一人で泣いていたシャルロッテに、フリューゲル王国の王子・ダミアンが声をかけた。
飾らない笑顔、ありのままの言葉でなぐさめてくれたダミアン。
その時、シャルロッテは王子に恋をした。
それなのに……。
王子から届く自動手記人形が代筆した恋文は、シャルロッテを不安にさせる。
美麗に飾られた恋文に、王子の心が見えない。

王子と王女の恋文に国民がどれほど沸き立とうとも、国内が平和の気運に包まれようとも、
シャルロッテの涙は止まらない。

同じ年頃の少女の恋心に触れたヴァイオレット。
「あなたの涙を止めて差し上げたい」
そう告げて、ある行動に出る。
それは、シャルロッテとダミアンに自らの手で恋文を書かせること。
ありのままの言葉、ありのままの筆致で綴られた恋文は、二人の心を近づける。

そして、ダミアン王子から届いた最後の手紙には一言。
「今宵、月下の庭園で待つ」
その夜、二人は初めて出会った白椿の花壇で永遠の愛を誓った。

結婚式の朝。
姫は、生まれる前から時間をともにした侍女・アルベルタに心からの感謝と別れを告げる。
シャルロッテの瞳に涙はなかった。

同じ頃、ヴァイオレットの瞳にも清々しい秋の空が映っていた。

「お前、恋文上手いじゃないの」

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第5話「「人を結ぶ手紙を書くのか?」」より ©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

ライデンシャフトリヒ陸軍省に呼び出されているクラウディア。「ドロッセルの公開恋文は知っているな?」と聞かれ「ドロッセルは我々南部連合の一員でしたね」と答えるクラウディア。「ドロッセルとフリューゲル、敵対した勢力同士が幸せな婚姻を結ぶ。これは戦争が終わったことを周辺諸国に告げる明確な儀式なのだよ」という軍の偉い人(エンディングのキャストによるとエックハルト・ミュンター中将というらしい)。

ドロッセル王国を歩くヴァイオレット。「ヴァイオレットちゃん、今回のは大変な仕事だと思うけどここ数ヶ月でたくさんの依頼をこなしてきたから、自信を持って行っておいで」というクラウディアのボイスオーバー。

ドロッセル王国の姫シャルロッテの公開恋文の代筆にやってきたヴァイオレット。

シャルロッテはヴァイオレットに年齢を尋ねます。「申し訳ございません、孤児なので自分の正しい年齢が分かりません。ですが大体14歳くらいだろう、と聞かされております」と答えるヴァイオレット。「……悪かったわ、謝罪を受け入れてくれるかしら?代筆屋」というシャルロッテ、ヴァイオレットは「お気遣いなく」と答えます。

年が近いことが分かったシャルロッテはヴァイオレットに「年上の男性って何歳までアリだと思う?」と聞きます。「恋愛はしたことがありません。しかし古今東西の文献にあたり、統計的に分析はしております。それから判断すれば年の離れた夫婦や恋人はたくさん居ます。世間的に言えば、特に年齢の垣根はないのでは?」と答えます。「10も年上でも?」というシャルロッテ。「問題ないと思われます」と答えるヴァイオレット。「愛がなくても?」と聞くシャルロッテ。ヴァイオレットは答えに窮して「愛、ということについて考えております。愛も、愛がない結婚も現時点では十分な情報と理解が足りず返答できません」と言います。シャルロッテはその答えに呆れて「なんなのお前は?今までどんな風に生きてきたのよ、会話が上手く成り立たないじゃない!私よりお前の今後の方が心配よ!」と言います。「それと、もう少し表情豊かに喋れないの?」と言われ「少々お待ちくださいませ」と答え、顔を引っ張るヴァイオレット。

庭のテラスで代筆の仕事をするヴァイオレット。

シャルロッテの恋文「ダミアン・バルドゥール・フリューゲル様。私がそのお名前を言葉にするだけでも、こうして文字として表すだけでも心が震えると言ったらあなたはどう思うのでしょうか。私はこの花の都からあらゆる事柄にあなたを結びつけてため息を漏らす毎日なのです。例えばそれは夜空に浮かぶ月を見上げたとき、私は欠けた月をひらりと舞い落ちる花弁のようだ、と思います。そして次にこう考えるのです。あなたは同じものを見て何を思うのかしら、と。」

宮廷女官が読み上げた手紙の内容を聞き、「お前、恋文上手いじゃないの」と感想を言うシャルロッテ。

郵便社で新聞を見て「おお、両国の婚姻近し、か。どうやら上手くいきそうだなぁ」というクラウディア。

ダミアンの恋文「白椿の城でその美しさを讃えられるシャルロッテ・エーベルフレイヤ・ドロッセル様。私の恋の物語であり、情熱の対象であるあなたについてはせる想いは溢れんばかりです。私は早く、私のあなたに触れたいと思っています。失礼いたします」

その手紙のやりとりを見る国民たちも、宮廷女官も素敵だと思う手紙ですがシャルロッテはその手紙の内容を聞き泣きながら自室に戻ってしまいます。「恥じらっていらっしゃるのでしょうか?」というヴァイオレットに女官は「思い通りにいかないときに見せる泣き顔です」と答えます。女官、アルベルタは「姫のことはお妃様のお腹の中にいる頃から存じております」と言います。

自室のベッドで隠れ泣いているシャルロッテに「フリューゲルに嫁がれれば、このアルベルタはないのですよ」というアルベルタ。「どうしてそんなこというの?」というシャルロッテ。「私の身は王宮のものであってシャルロッテ様のものではないのです」と答えるアルベルタ。「お前は私のものよ!お前が母上の腹から私を取り上げてお前が私を育てたのよ!少なくとも、私はお前のものだわ!」というシャルロッテ。「手紙も……お前も……何もかも……出て行って!出て行ってよ!」と言われるアルベルタ、しかし「いいえ、おそばにおります」と答えます。その言葉にシャルロッテは泣き崩れてしまいます。

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