『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第3話「「あなたが、良き自動手記人形になりますように」」感想




広告

2018年冬アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第3話「「あなたが、良き自動手記人形になりますように」」を見ました。

第3話「「あなたが、良き自動手記人形になりますように」」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

良きドール〈自動手記人形〉は、相手が話している言葉から
伝えたい本当の心をすくい上げて「手紙」にする。
それは、自動手記人形にとって何よりも大切なこと。そして、何よりも難しいこと。

自動手記人形の養成学校に通うルクリア・モールバラは、そこで軍人のように振る舞う
一風変わった少女、ヴァイオレット・エヴァーガーデンと出会った。

銀色に輝く義手で打つヴァイオレットのタイピングは、速く、正確。
そして、学科の成績も優秀だった。
だが、彼女が代筆したルクリアの両親へ宛てたものは「手紙」と呼べるものではなかった。

ヴァイオレットには、わからない。
大切な人の『愛してる』も、自分の気持ちさえも。

「…心を伝えるって、難しいね」
そう呟いたルクリアにも、本当に気持ちを伝えたい人がいた。
それは戦争の帰還後に変わり果ててしまった兄のスペンサー・モールバラ。
元軍人のスペンサーは両親を敵国の攻撃から守れなかったことを悔やみ続けている。

ルクリアがずっと伝えられずにいた、残されたたった一人の家族への本当の想い。
―――「生きていてくれるだけで嬉しいの…」

ヴァイオレットはルクリアの想いを綴り、スペンサーに届ける。
それは、任務でも課題でもない。彼女が代筆した、短いけれど心のこもった「手紙」だった。

ドールにとって一番大切なことを知ったヴァイオレットは、
自動手記人形としての一歩を歩みだした。

「良きドールとは、人の話している言葉の中から、伝えたい本当の言葉をすくい上げるものです」

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第3話「「あなたが、良き自動手記人形になりますように」」より ©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

『自動手記人形育成学校』に通うことになったヴァイオレット。授業の初日に「我々の目的はただのドールではなく、良きドールを育成することです。本校卒業の証しは一流の証明、しかし私が良きドールと認めない限りこの証しは決して与えられません。」と宣誓する講師。「覚悟は良いですか?」という教師、立ち上がり敬礼をし「了解しました」というヴァイオレット。このような返事をするのはもちろんヴァイオレットだけです。

速く正確なタイピング、それから語彙や文法などの座学が行われ、最後に成績が発表されます。「文法の成績、満点、ヴァイオレット・エヴァーガーデン。次、語彙の成績、満点、ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と初日は抜群の成績を残したヴァイオレット。

家である会社に戻り、その日の成績を社長のクラウディアに報告するヴァイオレット。「お、初日の評価は優秀だねぇ」というクラウディア。嬉しそうな顔をするエリカとカトレア、ちょっと不服そうな顔をするアイリス。

別の日、二人一組となり実際に手紙を書く訓練です。ヴァイオレットは隣の席のルクリアと訓練を受けます。手紙を書きたい相手を悩むヴァイオレットに教師は「あなたが気持ちを伝えたい、身近な人にすれば良いのです」とアドバイスをします。ヴァイオレットは社長であるクラウディア宛ての手紙を書いてもらうことにします。

「以上、報告を終了します。ヴァイオレット・エヴァーガーデン」と言うヴァイオレット、「これで終わり?」とルクリアは戸惑います。「では、少佐よりの新たな命令はまだ届きませんでしょうか、と付け加えてください」というヴァイオレット。「なんだか手紙っていうより報告書みたい」と感想を言うルクリア。

「今度はルクリアさんの手紙をどうぞ」というヴァイオレット。両親宛の手紙を「言いたいことが上手く出てこない」と言いながら色々伝えるルクリア。ヴァイオレットの代筆した手紙を見た教師はそれを読むようにとヴァイオレットに言います。

「拝啓父上様、母上様。久々の手紙ですが伝達事項はありません。以前からの件に、感謝を伝えていないことを懸念しております。一緒に行った場所、行きたかった場所に関して伝えるべき情報はなし。当方は現在鋭意努力中、状況は健康、無事、問題は起きておりません。以上、くれぐれも憂慮なきよう。ルクリア」と読むヴァイオレット。「それで手紙になっているつもりですか?」という教師。「あ、もしかしたらわたしの話が抽象的すぎたのかも」というルクリア。しかし教師は「そういう問題ではありません」と言います。

教師「手紙とは、そもそも人の心を伝えるもの。良きドールとは、人の話している言葉の中から、伝えたい本当の言葉をすくい上げるものです」

教師はヴァイオレットに「あなたは学課の成績も良くてタイプもとても速くて正確です。けれどあなたの代筆したものは手紙とは呼べません」と厳しい言葉を伝えます。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第3話「「あなたが、良き自動手記人形になりますように」」より ©暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

帰り道、「今日は調子が悪かっただけよ」とヴァイオレットを励ますルクリア。「この街で一番素敵な景色教えてあげる」というルクリア、ヴァイオレットを鐘のある建物……時計台か何かでしょうか、の上に連れて行きます。「素敵でしょ?わたしは子供の頃からずっとこの眺めが大好きなの」というルクリア、ヴァイオレットもその風景に見入ります。

ヴァイオレットは不意にギルベルトの言葉を思い出します。同じような夕焼けの風景、地面に突き刺さった墓標代わりの銃。

ギルベルト「ヴァイオレット。いつか君にもライデンから見えるあの美しい景色を見て欲しい」

そして今、そのライデンの景色をみるヴァイオレット。

繁華街のような通りで「じゃわたしこっちだからここで」と挨拶をするルクリア。そこに「なあいいだろぉ」と男性の声が聞こえてきてルクリアはハッとします。その声の主はルクリアの兄で、「お兄ちゃん、また飲んでたの?」と声をかけるルクリア。「こいつが飲ませねぇから飲んでねぇ」というルクリアの兄。杖をつくルクリアの兄はふらついて転倒してしまいます。「大丈夫?」とルクリア、「クソッ」と顔をゆがませるルクリアの兄。ルクリアは助けるために伸ばしかけた手を止めてしまします。

ヴァイオレットから手紙を受け取ったクラウディア。「ヴァイオレットちゃん、手紙をくれるのは嬉しいんだけど……なんだか報告書みたいだね」と感想を言います。「教官にも私の代筆したものは手紙とは呼べないと指摘されました。私は、良きドールになれるのでしょうか?」というヴァイオレット。

「ただいま、すぐご飯作るからね」とルクリア。兄は酔い潰れて眠ってしまっています。椅子に座りヴァイオレットの書いた手紙を見つめ涙ぐむルクリア、「お父さん……お母さん……」とつぶやきます。

次のページに続きます。





広告




広告