「太宰は言った、私は、信頼に報いなければならぬ。いまはただその一事だ。」『月がきれい』第11話「学問のすすめ」感想

月がきれい 第11話より「おにぎりにかぶりつく小太郎」




広告

2017年春アニメ『月がきれい』第11話「学問のすすめ」を見ました。

MXでは昨日最終話が放送されたようですが、私はBS11で視聴しているので最終回は7月7日ですよ……。放送枠の都合仕方がないこととはいえ、最速放送からこんなに間が開くとねぇ……、ネタバレ見ないように過ごすのも大変なんですよ。

他の各話の感想は以下にまとめてあります。

『月がきれい』感想記事-まとめ-

2017.05.31

第11話「学問のすすめ」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

茜と同じ高校に行くために勉強を始めた小太郎。だが三者面談の席上、志望校としてその校名を出し、母親と衝突してしまう。気まずい家の中で母親と話すことなく勉強に没頭する小太郎。一方、茜は推薦入試に合格する。

サブタイトルの「学問のすゝめ」は1万円札でおなじみの福沢諭吉の著書です。今までのサブタイトルは基本的に文学か、近代小説家の著書名だったのですが、今回は毛色が違いますね。小太郎の趣味に合わせてこだわって付けているサブタイトルだと思っていたので意外な著書名でした。

「できれば地元の公立に行って欲しいんです」

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

冒頭、ゼミで受けた模試の結果でしょうか。オッサンこんなの受けたの遠い昔なので見方をすっかり忘れてしまっていますが、光明高校の偏差値が67で小太郎が取った得点での判定がCあるいはギリギリB、というところでしょうか?

レーダーチャートを見ると国語が得意で理数が苦手なのが良く分かりますね。

居間では小太郎の両親が小太郎について話しています。「はじめたみたいよ、受験勉強」「川越まつりも終わったし、やっとあの子もマジメに自分の将来のこと考え始めたのかしらね」と話している母。

小太郎「太宰も言ってる、『何もしないさきから、僕は駄目だときめつけてしまうのは、それは怠惰だ』」

太宰の短編小説『みみずく通信』の一節です。正確には『何もしないさきから、僕は駄目だときめてしまうのは、それあ怠惰だ。』と書かれています。

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

小太郎の三者面談です。母親は「できれば地元の公立に行って欲しいんです。市立高校なら通いやすいしレベルもあってるかなぁと思って」と涼子先生に話します。

「第一志望は市立ですか」という涼子先生に小太郎は「いえ……私立の……光明高校」と小声で言います。それを聞いて驚く母。

「光明って……水野さんと同じところ?」という涼子先生。それを聞いて怒る母。思わずため息の出る涼子先生。そんな言い合い、家でやってから来いよーって言いたくなりますよね。担任の先生は大変ですね。

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

夕食後、母親に叱られる小太郎。

私はもうオッサンなので、進路っていうのはお金もかかる話なのでちゃんと相談しないとダメだよ、と思ってしまうのですが、小太郎の視点では自分の進路なんだから好きにさせて欲しい、とこんな思いでしょうね。

母「お母さん聞いてない。どうして相談しなかったの?」

小太郎「最近決めたから」

母「最近って、勝手に決めることじゃないでしょ!将来に関わることなのよ、分かってるの?」

小太郎「分かってるよ」

父「小太郎、なんでその学校に決めたんだ?光明だっけ?」

母「女の子が受けるから?」

小太郎「!」

そのツッコミが来たときに返せる言葉を用意してなかったのは準備が悪いなぁーと思いますけどね。小太郎くらいの歳だと仕方がないか……。

「先生が言ってたのよ、クラスの子が同じ学校受けるって。お母さん恥ずかしかったわよ」という母。お母さんもエキサイトしてきたのか言葉選びがねぇ……怒ってるときは仕方ないことですけど。結局何も言い返せずに「うるさいな」と言い捨てる小太郎。さすがにお父さんに怒られて「ごめん」という小太郎ですが、「もう決めたから」と居間から出て行ってしまいます。

私も男で、当然10代の頃も経験していますから小太郎の気持ちはよーく分かります。私もあの場面は「うるせぇ」と言って部屋に戻るの一択だったと思います。今は大人なので、それでもちゃんと納得いくまで話し合う方がいい、と思いますけどね。もちろんそれにはお母さんが落ち着いて話を聞いてあげる余裕も必要ですよね。

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

怒られて部屋に戻った直後でしょうか、灯りも付けずにベッドに横になる小太郎。茜にLINEをします。

小太郎「起きてる?」

茜「うん 勉強してた」

小太郎「頑張ってるなあ」

茜「小太郎くんは?」

「親ともめた」と打ち、それを消す小太郎。

小太郎「これから勉強する」

茜「そっか。がんばってね」

小太郎「ありがとう」

LINEしてるところを姉の彩音に見つかり「落ちてもしらんぞー」とからかわれる茜でした。

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

23時50分ころ。「終わった-」と伸びをする茜。ベッドで寝ている彩音の方をうかがいます。

なんとそこからマフラーを編み始める茜。いやー夜も遅いのに大変だ……。

「まさかそれって……」という彩音。起きて茜のことを見ていました。「今どき手編みのマフラー?」と言います。

彩音「けど卒業してからどうするの?遠距離?」

茜「だいじょうぶ」

彩音「出たよ、謎の自信」

茜「同じ高校行く」

彩音「え?なに、彼氏も茜と同じ学校受けるってこと?」

茜「あ、お母さんたちには内緒にしててね」

彩音「止めときなって!一生付き合うわけじゃないのに、別れたらどうするの?責任取れるの?気持ちは分かるけどさぁ」

茜「別れないもん」

茜のお姉ちゃんはホント良いキャラクターですよね。こういう覚悟も必要なんじゃないの、と上手く伝えることができる人です。

しかし、別れるかどうかは本人たち次第ですからね。初恋からそのまま結婚するっていう人だっているだろうし、恋愛は人それぞれですから。

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

塾から帰った小太郎。母が「ご飯食べちゃいなさい」と出迎えますが「いらない」と突っぱねる小太郎。小太郎は自分の部屋に入り勉強を始めます。

「少しは食べておきなさい」と小太郎の部屋におにぎりを持ってきてくれる母。おにぎりを無視して勉強をしようとする小太郎ですが、お腹が鳴ってしまいます。結局食欲に負け、おにぎりを食べる小太郎。

意固地になっているのかも知れませんが、ちゃんとお母さんが作ってくれるご飯を食べないとダメですよ。

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

ある朝学校に行くと小太郎が茜と同じ学校を受験することがウワサになっています。

さあ、犯人は誰でしょう?①涼子先生②小太郎の母③その他

最初は茜のグループの誰かかなぁ、と思ったのですが茜が心咲と節子に「ラブラブじゃん」とからかわれてるシーンがあるので違うのかなぁ。なんか涼子先生がうっかり喋っちゃいそうだよなぁーなんて思ったりしました。

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

小太郎の部屋を掃除しに来た母。

部屋のあちこちに勉強したメモが貼ってあり、机の上にも参考書が開いて置いてあります。

小太郎が努力している跡を部屋のあちこちから感じ取れるのでした。

『月がきれい』第11話「学問のすすめ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

塾で模試の結果を受け取る小太郎。うーん、これはだいぶ厳しいですね。

塾の帰り「光明受けるんだって?スゴいね、わたしは市立にした」という千夏。なるほど、千夏は小太郎の母が行って欲しいと言っていた高校を受けるんですね。

次のページに続きます。





広告




広告