「俺は……まだ勝負すらしてないし」『月がきれい』第9話「風立ちぬ」感想

月がきれい 第9話より「先頭を走る茜」




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2017年春アニメ『月がきれい』第9話「風立ちぬ」を見ました。

他の各話の感想は以下にまとめてあります。

『月がきれい』感想記事-まとめ-

2017.05.31

第9話「風立ちぬ」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

中3の秋は進路の季節。のんびり構えていた小太郎もいよいよ、茜との会話にその話題が出始める。そんな中、茜は中学最後の大会へ。こっそり観に来た小太郎の前でのラストランで自己ベストを更新、有終の美を飾るが――。

サブタイトルの「風立ちぬ」は宮崎駿の映画……ではなくて、堀辰雄の小説です……ね、おそらく。宮崎駿が自身の映画原作のマンガにこのタイトルを借用したためにすっかりそちらの方が有名になってしまった感があります。

「多分、次の人事で異動になるから!」

『月がきれい』第9話「風立ちぬ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

冒頭、進路調査票を前に悩む小太郎。

夏休み明けくらいだと思うのですが、進路について悩むの遅いような……。私が進路について悩んだのは大昔なので記憶は曖昧なのですが……上で引用したあらすじにも「のんびり構えていた」とあるので小太郎はのんびりなんでしょうね。

『月がきれい』第9話「風立ちぬ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

陸上部の仲良し3人も千夏の「新しいシューズ買おうかな」という発言から進路の話題になります。千夏が「高校でもやるよね?陸上」といい、茜は分からない、葵は「私はやると思う、多分」といいます。

そして立花古書店で逢い引きする小太郎と茜もやっぱり進路の話をします。

小太郎「志望校、決まった?」

(中略)

小太郎「同じ学校」

茜「え?」

小太郎「行けたら」

茜「うん……」

小太郎「あーオレムリかも」

茜「え?なんで?」

小太郎「成績良いから、茜ちゃん」

茜「全然」

小太郎「でも、高校別でも家近いし」

茜「うん」

そんな話をしているところに大輔さんが帰宅します。「店番ホントありがとねー」という大輔さん。店番させてもらって助かっているのは小太郎の方でしょうねぇ。

『月がきれい』第9話「風立ちぬ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

帰宅した茜。夕飯の支度をする母親と進路の話をする茜。父親が「次の人事で異動になるから、今度は本社だから。分かんないけどな、内示がでるまで」と言います。本社は千葉だそうです。

「そんな、急に……」とショックを受ける茜。父は市川に引っ越すことを考えているようです。学校が近くなると喜ぶ姉の彩音。

茜はそうなると急に千葉の学校、あるいは千葉から通える学校を受験しないといけなくなるので大変です。

母親はヨガ教室で仕入れた情報で千葉だと光明高校が良いと茜に教えます。

私は経験がありませんが、受験前に引っ越し、というのは大変でしょうねぇ。逆に受験した後じゃなくて良かったとも言えるかも知れませんけど……。

『月がきれい』第9話「風立ちぬ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

帰宅した小太郎は進路の悩み、ではなく夏休みに編集者の方に呼ばれて言われたことを思い出しています。純文学むいてないよ、って言われたヤツですね。

小太郎の部屋の本棚がアップになりましたが、今どき珍しいくらい近代文学の小説ばかりですね。そして手に取る文藝界。これは表紙の雰囲気からも元ネタは文學界ですね。

『月がきれい』第9話「風立ちぬ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

食事中に志望校は決めたのかと叱られる小太郎。ついでに夏休み中も塾以外勉強してなかったと飛び火します。

小太郎のお母さんはお父さんにも何か言ってやれと言いますが、父親は「いいよ、食事中まで」と何も言いません。お母さんは心配性で、お父さんは放任主義といった感じでしょうか。なんとなく典型的な家族像のように思えます。

言い合う父と母、母親が一方的に言ってるだけですが、を横目に黙々とご飯を食べる小太郎。しかし、母親の「将来を決める大事な時期だっていうのに」という言葉に手が止まります。

『月がきれい』第9話「風立ちぬ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

お祭りの練習に参加する小太郎。地元の行事に参加する好青年といったシーンですが、母親のお説教の後だとこれも現実逃避なのかなと思えてしまいます。

練習の後、元気がない様子の小太郎に声をかける大輔さん。ラノベについてあれこれ質問する小太郎に「どうして?」と聞く大輔さん。

小太郎は人に勧められたと答えます。これだとまさか書いてみたら、と勧められたと思わない返答だと思いますが……。

『月がきれい』第9話「風立ちぬ」より ©2017「月がきれい」製作委員会

その夜、小太郎と茜はLINEでメッセージのやりとりをします。すっかりスタンプや絵文字の使い方が似てきた二人です。

茜は明日の陸上部の練習は遅くなること、最後の大会だからがんばるということを伝えます。

小太郎は応援に行っていいかと聞きますが、茜は恥ずかしいからダメだと言います。小太郎は「遠くから応援してる」と返信しました。

次のページに続きます。





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