「ずっと一緒にいられますように」『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」感想

月がきれい 第8話より「縁むすび風鈴の中を歩く小太郎と茜」




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2017年春アニメ『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」を見ました。サブタイトルが出たとき「え!?」ってなりました。

他の各話の感想は以下にまとめてあります。

『月がきれい』感想記事-まとめ-

2017.05.31

第8話「ヰタ・セクスアリス」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

「安曇と水野ってつきあってんの?」休み中に遊園地でのことが拡散し、登校日の二人は注目の的。うれしはずかしい空気の中、初めて一緒に帰る約束。小太郎のお囃子の練習に付き合い、二人は夕暮れの川越の街へ…。

サブタイトルの「ヰタ・セクスアリス」ですが「ウィタ・セクスアリス」と読みます。ラテン語の「vita sexualis」からきていて「性欲的生活」という意味です。森鴎外の作品で、1909年に文芸誌「スバル」で発表されたのですが、当時は卑猥な小説だと判断され発禁処分を受けます。直接的な性描写はないのですが当時はセンセーショナルな内容だったようです。

「オレも部活だから」「うん」

『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」より ©2017「月がきれい」製作委員会

お祭りの練習に来ている小太郎。太鼓の練習をしながら前回のキスのことを思い出しています。ニヤニヤしている、というほど顔には出ていませんね。

そのあと小太郎は茜に「登校日、一緒に帰らない?」と誘いますが「ゴメン、部活あるんだ」と断られてしまい、思わずため息をつきます。まさに一喜一憂ですね。

小太郎のモノローグ。

小太郎「太宰は言った、愛はこの世に存在する。きっと、在る。見つからぬのは、愛の表現である。その作法である。」

これは太宰治のエッセイ「思案の敗北」の一節です。非常に短い文章で読みやすく、それでいてたくさんの共感できる文章があります。青空文庫で読むことができるので一度読んでみるのも良いかも知れません。

『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」より ©2017「月がきれい」製作委員会

学校の登校日。小太郎と茜のことはすっかりウワサになっていて、小太郎は大地とろまんにからかわれます。大地は「エロい、エロいのか!?デート、デートなの!?」とはしゃいでいます。良い友達ですね。

登校してきた茜は早速グループの女子にトイレへ連行されます。そこで色々と質問攻めにする友人たち。こういう風景は女子あるあるなんでしょうね。

美羽は「これ以上隠し事なしだよ、チューしたら教えてねぇ」と言いますが……それもう終わってます!「安曇にはムリっぽいなぁ」「勇気なさそう」と言って笑い合う友人たちですが……あの子は意外と男らしいのを友達は知りません。

私は生まれも育ちも北海道で登校日というものを経験したことがないのです。だからどんなことをしに学校に行っているのかイマイチピンとこないのですが……宿題出して「残りも怪我に気をつけて悪いことするな」みたいな話聞いて終わり、でしょうか?

『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」より ©2017「月がきれい」製作委員会

ろまんは小太郎に「一緒に帰んないの?」と聞きます。「部活」と答える小太郎に「待ってればいいじゃん」というろまん、大地も「文芸部部長だろ?」と後押しします。ホント良い友達ですねぇ。

小太郎は教室をすでに出ていた茜を走って追いかけます。「水野さん!」と声をかけ、「オレも部活だから」と言い、茜はそれを聞いて少し嬉しそうに「うん」とうなずきます。うんうん、ラブラブですね。

『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」より ©2017「月がきれい」製作委員会

部活に励む茜。茜たちはまだ引退じゃないんですかね?

練習後、茜のスマホには「図書室で待ってる」「お昼、一緒に食べよう」とLINEが入っていました。千夏と葵にいって図書室へ向かう茜。その背中をみて「いいなぁ茜」と千夏、「彼氏とかめんどくない?マジわかんないわぁ」という葵。千夏はだいぶ吹っ切れたようですかねぇ。

『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」より ©2017「月がきれい」製作委員会

図書室で茜が来るのを待つ小太郎。「茜ちゃん……。茜……」と言いニヤニヤする小太郎。きっと名前で呼びたいので練習しているのですね。ういヤツめぇ。

図書室にやってきた茜は入室前に制汗剤でしょうかね、をシュッシュッとかけています。この辺も女子あるあるなのでしょうか。うちの奥さんは「分かる-」と言っていました。おそらく第7話の本編後の「涼子先生と女子たち②」で出てた石けんの香りの制汗剤だと思います。

そして他愛のない会話をしながらお弁当を食べる二人。二人とも少し打ち解けたのか、自然な会話ですね。

会話の中で小太郎は、文芸部は忙しくないのかという問いに「祭りの準備とか夏期講習とかあるし」と答え、茜は「塾……わたしは引退してからかなぁ」と言っていて、その時期は秋だと言っています。まだ大会か何かがあるみたいですね。

『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」より ©2017「月がきれい」製作委員会

神社でお囃子の練習があるという小太郎、見に行きたいという茜。そうして神社へやってきます。

そこで、おじさん、とEDの役名に書かれていたのでそのままおじさんと記します、に彼女バレします。「彼女か!これか、お前の……へぇー」と遠慮なしに言うおじさん。大輔さんは花柄の素敵な座布団を出します。

練習が始まり真剣な表情の小太郎。ちょっとカッコいいところ見せたいな、みたいなこと、思ってるんでしょうかね。

そして茜はちょっと頬を赤らめながら見ています。普段見ることのない表情や雰囲気に、カッコイイなぁ、なんて思ったりしているのでしょうか。

『月がきれい』第8話「ヰタ・セクスアリス」より ©2017「月がきれい」製作委員会

神社での練習が終わり、大輔さんは「ゴメンなぁ、せっかく二人のときに……あ、そういや氷川神社!今、風鈴やってる」と言います。それを聞いて「行ったことない」という小太郎。

川越氷川神社で行われている「縁むすび風鈴」という行事だそうです。毎年7月から9月にかけて行われているようです。縁むすびじゃ行ったことないのも仕方ありませんね。

先ほど「彼女か!」と言っていたおじさん、小太郎の手に1000円札を渡します。戸惑う小太郎に「いいから」というおじさん。おじさん優しいなぁ。

次のページに続きます。





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