「つき……」「え?月?」『月がきれい』第3話「月に吠える」感想




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2017年春アニメ『月がきれい』第3話「月に吠える」を見ました。

他の各話の感想は以下にまとめてあります。

『月がきれい』感想記事-まとめ-

2017.05.31

第3話「月に吠える」あらすじ

以下公式サイトよりあらすじを引用します。

運動会が終わると次は修学旅行。中3の初夏は浮ついた空気の中、過ぎていく。LINEで連絡を取り合うようになった茜と小太郎。陸上競技会で自己ベストを記録した茜は、喜びに任せて小太郎のいる神社へに報告に行く。

サブタイトルの「月に吠える」は萩原朔太郎の詩集です。

「安曇くんもそのままでいいと思う」

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

冒頭のシーン。あまりに静かなのでテレビや録画データが壊れてるのかと思いました。確かにテスト中の教室ってこんな感じだったなぁと昔を懐かしく思い出しました。

そしてじゃれ合う男子。なぜ中学生男子というのはこうもじゃれ合うのでしょうか。自分もそうでしたが。

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

茜にLINEで「うまくいかないとき、どうしてる?」と相談する小太郎。「なんでだろう、学校だと全然喋れないのに……」と感じている小太郎。甘酸っぱいですねぇ。

オッサンが小太郎くんくらいの時は携帯電話もない時代なので、自宅の電話に直接電話して、万一親が出たらがんばって呼んでもらう、とかそんな時代でしたよ。あっ、これどうでもよい話でしたね、失礼しました。

「そのままでいいよ」「体育祭の時」「言ってくれてうれしかった」。このやりとりが素晴らしいですね、うん。「安曇くんもそのままでいいと思う」こう答える茜。

そして茜のネタスタンプ。今週は浪越徳次郎ですよ。懐かしいですねぇ。このLINEスタンプ実在するのかな?

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

「文芸部にはジンクスがある。無心で本を取ればそこには必ず今の自分に適切な人生のヒントが書かれている。」というのを実践する小太郎くん。

「少なくとも恋愛は、チャンスでないと思う。私はそれを、意思だと思う。」

なかなか意味深な人生のヒントですね。この選んだ文庫本はちくわ文庫の太宰治短編集「チャンス」でした。無心でも太宰の短編集を選ぶあたり、小太郎くんはホント文学青年ですね。

この文庫本、おそらくは筑摩書房の太宰治全集の8巻だと思います。短編の「チャンス」が収録されている巻です。

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

下校途中で、陸上部で茜と仲良しの西尾千夏と滝沢葵が同じ陸上部の比良拓海が茜に大会のあと勢いで告ればいい、なんて話をしているところに出くわした小太郎。

そのせいで、茜に好きな人がいるのか気になって聞きたいと思っています。あるよねぇ、うん、分かる分かる。

聞きたくてモヤモヤ、そのモヤモヤを吹き飛ばすのはもちろんいつもの電気のヒモボクシング。

結局小太郎は聞き出せず、神社にいるから神頼みしておくと約束します。

神社と大会

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

神社でお参りをする小太郎、大会を走る茜、それをスタンドで応援している恋敵の比良くん。

このシーンの間、挿入歌として村下孝蔵の「初恋」を東山奈央がカバーしたバージョンが流れています。これがまた良いです。バツグンのタイミングでの「初恋」だなぁと、聞きながら思っていました。

スポーツの競技中に挿入歌が流れる、というのが「タッチ」っぽいなぁと思ったのですが、そういう意図なのでしょうかねぇ。

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

祭りのお囃子の練習中もスマホが気になって身の入っていない小太郎。結局LINEは来ず、元気なさそうに帰る小太郎を心配そうに見ている立花さん。

ところが帰ろうとしているところに女子が登場、思わず立花さんもニヤニヤ。それはそうなりますよねぇ、ああ、そういうことか!って。

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

「お囃子やるの?スゴい!」と言っている茜に対して「いや別に……」と答えちゃう小太郎。ああもう、じれったい。このやりとりがたまりませんね。

そしてこの二人が座る距離のリアルさ、と言えばいいのでしょうか。このくらいの年頃の男の子と女の子っぽい距離感ですよね。二人なのにちょっと離れて座るっていうのがねぇ、これまたじれったいなぁ、って思わせる見事な手法ですよ。

それでもようやく、気になって気になって仕方がなかった大会のことを聞けて、そして目標としてた自己ベストを出せたと聞いて、少し距離感が縮まる二人。

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

少しセリフを引用します。

茜「充電……切れて……」

小太郎「えぇ……」

茜「ふふ……帰り、神社いるかな?って思って……会えたし」

小太郎「……」

長い間。この間というか沈黙の長さが……ねぇ?スゴいですよ!リアリティというのでしょうか、続かない会話の感じとか、分かるなぁと思ってしまいます。

茜モノローグ「なんか変なの……」

小太郎モノローグ「アイラブユーを月がきれいですねと訳したのは太宰治だっけ?夏目漱石だっけ?」

風が吹いて茜の揺れる髪に見とれる小太郎のシーンも素敵です。こう、今にも好きという気持ちが溢れ出そうなシーンだと思いました。

見とれていると茜がこちらを向き目が合ってしまう二人。慌てて目を離します。

『月がきれい』第3話「月に吠える」より ©2017「月がきれい」製作委員会

小太郎「つき……」

茜「え?月?……ホント、月きれい。えへへ」

小太郎「……つき……あって」

えええ!そうきたか!ここで告白かぁ!何これー、もうやだぁ、青春よねぇー?と急にお姉キャラになってしまうほどビックリの展開でした。

身もだえるほど甘酸っぱい

『月がきれい』第3話もスゴくスゴく良かったですねぇ。このタイミングで告白かぁー、小太郎くんやるなぁ!

神社のシーンでね、もう二人付き合っちゃえよ、なんて思いながら見ていたのですが、いざ告白となるとね……どうなるのかドキドキです。

いやぁこれは来週が待ち遠しいです。第4話も楽しみです!





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