「水野さんは、そのままで……良いと……思う」『月がきれい』第2話「一握の砂」感想




広告

2017年春アニメ『月がきれい』第2話「一握の砂」を見ました。

他の各話の感想は以下にまとめてあります。

『月がきれい』感想記事-まとめ-

2017.05.31

第2話「一握の砂」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

中学最後の運動会。小太郎はくじ運悪く出走した競走で転倒、保健室で茜の親友・千夏の治療を受ける。千夏の奔放さに気圧されて用具係の仕事に戻ると、最終種目のリレー出走直前だというのに、茜の様子がおかしい。

サブタイトルの「一握の砂」は石川啄木の歌集です。

太宰は言っている

「だって太宰は言っている。『人は人に影響を与えることは出来ず、また、人から影響を受けることもできない。』」

太宰治の「もの思う葦」に書かれているエッセイの一つでしたか。

太宰がこう言っているから自分は書いた作品を人に見せたことがない、というモノローグから始まりました。

体育祭

『月がきれい』第2話「一握の砂」より ©2017「月がきれい」製作委員会

今回は体育祭のお話です。

これは陸上部である茜と、文学少年である小太郎にはずいぶんとテンションの差がありそうです。実際画面にもそのテンションの差が出ていました。

『月がきれい』第2話「一握の砂」より ©2017「月がきれい」製作委員会

走っている女子と、そのお尻を見て顔を赤らめる小太郎くん。このリアルさはスゴいです。

小太郎くんのようなマジメな子でもやっぱり見ちゃうんですよ、おしり。これは男の子だからしょうがないんです。

『月がきれい』第2話「一握の砂」より ©2017「月がきれい」製作委員会

用具係の仕事をしているときに、茜と陸上部男子が仲良くしているところを見るシーン。小太郎の表情からなんともいえない気持ちが感じられそうなシーンです。

『月がきれい』第2話「一握の砂」より ©2017「月がきれい」製作委員会

じゃんけんで負けたという理由で200m走に参加する小太郎。対戦相手の中に先ほどの陸上部くんがいます。

運動が得意ではない文化系男子の小太郎くんは途中で転倒してしまいます。そして先ほどの陸上部くんは当然1位。

勝った後、茜に向かってVサインをします。彼は茜のことが好きなんでしょうね。

「ねえ、この辺であたしのイモのマスコット見なかった?」

『月がきれい』第2話「一握の砂」より ©2017「月がきれい」製作委員会

最後の競技、リレーに出場する予定の茜ですが、いつも緊張をほぐすのに使っていたイモのキャラクターのマスコットをなくしてしまっていました。

一生懸命探しますが、結局見つからないままリレーの出番になってしまいます。そして、バトンを落としてしまい、赤組は敗北してしまいました。

『月がきれい』第2話「一握の砂」より ©2017「月がきれい」製作委員会

気落ちする茜が帰ろうとしている教室に現れた小太郎。手には茜がなくしたマスコットを持っています。彼は競技の間中ずっとこれを探していたのでした。

茜「あ~良かったぁ、わたしこれがないと緊張して。今日もほら、失敗しちゃって……、人に見られるの苦手なんだ。もうホントはずいんだけど、でもやっぱ走るの好きで……。ホントダメだよねぇ、あたし」

小太郎「いや、そんな……ン……ンンッ(咳払い)」

茜「?」

小太郎「は……恥ずかしく、ない」

茜「え?」

小太郎「水野さんは、そのままで……良いと……思う」

ここのセリフ、良いですね!このありのままの君でいいよ、というのは女子的にポイント高い、と家の奥さんも言ってました。

照れながらも、誰かの良いところを良いと告げられる勇気、小太郎くんの人間的な魅力が十分に出ているシーンですね。

『月がきれい』第2話「一握の砂」より ©2017「月がきれい」製作委員会

その夜、SNSをする二人。小太郎くんは嬉しさのあまり、照明器のヒモをパンチングです。このテンション、スゴく分かりますねぇ。嬉しくて、いてもたってもいられない、そんな感じでしょうか。

「人が人に影響されないなんて、大嘘だと知った」

『月がきれい』第2話「一握の砂」より ©2017「月がきれい」製作委員会

自分の作品を見せるのを嫌がっていた小太郎くんですが、茜のことを見習って、古本屋のお兄さんに書いた作品を読んでもらっています。

「人が人に影響されないなんて、大嘘だと知った」と今回の話は締めくくられます。

今回も素敵な話だったと思います。





広告




広告