『りゅうおうのおしごと!』第7局「十才のわたしへ」感想




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2018年冬アニメ『りゅうおうのおしごと!』第7局「十才のわたしへ」を見ました。

私、『りゅうおうのおしごと!』の原作ファンですので、アニメは……もうどうでもいいです。

「不可能を可能にするたった一つの方法……それは、不可能に挑むことッ!」

『りゅうおうのおしごと!』第7局「十才のわたしへ」より © 白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会

名人との研究に絶対の自信を持つ山刀伐八段は諦めない八一の態度に「そうか、形作りだね」と負けるための形作りをしていると決めてかかります。しかし形作りにしては不可解な手を打つ八一。「また銀?……まさか?まさか?え?まさか?まさか?まさか?」と慌てる山刀伐八段。

「どこかにおごりがあったんだろうね……。自分と名人の下した結論なら誰にもひっくり返されないと思って……。それを振りかざすだけで勝てると勘違いして……本当に大切な武器はもっと別のものなのに……負けました」と頭を下げる山刀伐八段。

その対戦をPCで観戦していた桂香と銀子。「何が起こったの?」という桂香、「読み切っていたのよ、八一は。五十七手目で三十手先の勝ちまで」という銀子。桂香はその八一の圧倒的な才能に「まさか、不可能よ。あり得ない」と言いますが「三連続限定合駒なんてものが運や偶然で生まれると思う?」と聞く銀子。

合駒というのは、遠距離に利く駒(香車や飛車、角など)の間に駒を指し利きを止めること、その止めた駒を言います。限定合駒、というのは複数合駒にする駒がある状態で、特定の合駒以外では詰んでしまう状態を言います。八一はその限定合駒を三連続指して自分の勝利をたぐり寄せた、ということです。

「だってコンピュータを使ったって手順を読み切るのに何日もかかるはずよ。分岐だけでも何千兆あるか……」と桂香さん。「その全てを八一は飛び越えたのよ。そしてたった一つの正解へたどり着いた……私たちが千年掛けても到達できないその場所へ……」という銀子。

ここで桂香の回想。桂香は「銀子ちゃん、いえ空先生お願いがあります。私と研究会をしてください。一ヶ月だけ先生の時間を私にください。そうしてくれたら私は残りの一生をかけて先生に尽くしますから!」と頭を下げ研究を手伝って欲しいと銀子にお願いします。

桂香「こういう頼み方をすればきっとこの娘は断らない。そんな汚い打算から出たパフォーマンスだった。なぜこうなってしまったんだろう……?こんな自分になりたいなんて夢見たことは一度だってありはしないのに」

銀子は八一を「将棋星人」だと称し、見えているものが自分たちとは違うのだと桂香に言います。「八一の才能は間違いなく将棋の歴史の中で五本の指に入る。私は女の将棋指しでは一番強いかも知れないけど男も合わせたら千番にも届かないの」と銀子は言います。圧倒的な才能の差にどうやって立ち向かうのかと聞く桂香。「積み上げてきた物を使って」と答える銀子。「桂香さんにだってあるでしょ、積み上げてきたものが」と銀子は桂香のノートを見ます。「桂香さんは本当は強いよ?けど自分が弱いと思っているから自分で考えた手を指せてない。自分で自分を否定してしまっているの。だから桂香さん、もっと自信を持って指しなよ。勝負事において自信が一番大切なんだから」という銀子。

その夜、自分の研究ノートを見返していた桂香は、そのノートに挟まった手紙を見つけます。





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