『りゅうおうのおしごと!』第3局「研修会試験」感想




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「負けたままで終わりたくない!一生に一度のお願いです!将棋を続けさせてください!」

『りゅうおうのおしごと!』第3局「研修会試験」より © 白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会

見事な指し回しで優位を作るあい。「これは……本物だな」と思わずもらす久留野先生。

「このまますんなり行くはずがない」と考えている八一。銀子は本気となり、文字通り目の色が変わります。そしてこのときあいの持ち時間がなくなり一分将棋、一手1分未満に指さなければ負け、となります。

八一「負けられない対局で一分将棋のプレッシャーは生半可なものじゃない」

苦しそうに将棋を指すあい、「どうして将棋を指しているだけであんなに苦しんで……」とあいの母。久留野先生は「ハイパーベンチレーションです」と指摘し「これは9歳の子供には厳しすぎる」とつぶやきます。

「く、この……」と指したあいの一手、「ムリ攻めね……」と桂香さんがつぶやきます。そこであえて時間を使う銀子。「この時間は読みのためのものじゃない、今のミスをあい自身に理解させるために使った時間だ」と八一。あいは自身のミスに気づき頭を抱え苦しみます。

八一「姉弟子があいにぶつけている盤上盤外の技術は俺との対局で身につけたもの。その対局数、およそ5万局。今あいを追い詰めているのはもう一人の俺だ」

「もっと俺が厳しく教えてやっていれば……」と悔やむ八一。しかしあいには変化が起こり始めていました。「あいちゃんの指し方、まるで空先生みたいです」と綾乃ちゃんが言います。「これって、差が縮まってる」と澪ちゃんが言います。「ここで伸びてくるというのか」と久留野先生も驚きます。

八一「誰よりも深く読めるあいは誰よりも分かっている。ここからどれだけがんばっても万に一つも逆転できないことを」

それでも目に涙を溜め指し続けるあい。「熱いッ」とつぶやく八一。「まだッ」と駒台に手を伸ばすあい。そこにはもう一枚も駒がありませんでした。「ま、まけ……ました」と声を絞り出し投了するあい。

『りゅうおうのおしごと!』第3局「研修会試験」より © 白鳥士郎・SBクリエイティブ/りゅうおうのおしごと!製作委員会

「決まったようですね」と負けたあいに声をかけるあいの母。「あい、立って先生方にご挨拶なさい。短い間ですがお世話になりました、と」とあいの母。

「あい、もっと将棋指したいよな」、そう思った八一は「待ってください」とあいの母に声をかけます。「今の将棋を拝見して、俺は何が何でもあいさんを弟子にしたいと思いました。ですから、今度はあらためてこちらからスカウトさせていただきます。俺が責任を持って、絶対にあいさんをタイトルが取れるほどの女流棋士に育ててみせます。ですからどうか、娘さんに将棋を続けさせてあげてください」といい土下座する八一。

「わたしも、わたしももっと将棋が指したい!師匠の弟子になってもっともっと強くなりたい!負けたままで終わりたくない!一生に一度のお願いです!将棋を続けさせてください!」そう言って八一とともの土下座をするあい。

「もうやめなさい」と言ったのはあいの父でした。「こちらこそ、あいをどうかよろしくお願いします」というあいの父。「こんな娘でよろしければどうぞ弟子にもらってやってください」そう言って頭を下げるあいの父。

「九頭竜先生、ご兄弟の構成と年収を教えていただけますでしょうか」というあいの母。「兄弟は兄が一人と弟が一人の3人兄弟です。年収は……」と答える八一。

あいの母「わかりました。では九頭竜先生。もしあいが女流タイトルを取れなかった場合、我が雛鶴家に婿に入っていただきます」

こうしてなんとかあいの弟子入りを認めてもらうことができました。「あいさんを、俺にください!」という八一。それってプロポーズじゃ……。

「まだッ」と指し続けるあいに感動

いやぁ、泣きました。号泣です。良い最終回だった!

関連のツイートを少し拾ってみました。私は原作既読ですので、各シーンにちりばめられている心の機微みたいなものも知っていますが、アニメ単体で見てもなかなか良かったと思います。「まだッ」と勝負を諦めないあいの心の強さに思わず涙ぐんでしまいました。

このアニメ第3話までで原作の第1巻のお話が終わりました。次回は……いよいよあの娘の登場ですかね。次回も非常に楽しみです!





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