「なんつうか、悪くない……か」『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』第2話「ほんのわずかなやる気」




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2017年春アニメ『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』の第2話「ほんのわずかなやる気」を見ました。

第2話「ほんのわずかなやる気」あらすじ

以下公式サイトよりあらすじを引用します。

決闘に敗れてもやる気ゼロのグレン。しかしシスティーナとルミアとの交流をきっかけに、真面目でためになる授業を講じるようになる。そんな折、学院に怪しい男たちが…。

ロクでなし魔術講師があまりにロクでなしすぎる

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』第2話「ほんのわずかなやる気」より ©2017 羊太郎・三嶋くろね/株式会社KADOKAWA/ロクでなし製作委員会

第1話があまりにロクでなしすぎて、この先どうなってしまうんだろうか、と思っていたのですが、第2話冒頭も相変わらずのロクでなしっぷりです。

魔術を教える講師が「魔術はスゲー役に立っているさ、人殺しのな」と言うのはダメでしょう、ましてや相手は生徒。オッサンに言わせれば子供ですよ。いい歳した大人が……ねぇ。本人もあとで「ガキはオレか……」と自身が大人げなかったことを反省していますが……、にしても程度があります。だいぶダメダメです。

「魔術を真の意味で、人の力にしたい」

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』第2話「ほんのわずかなやる気」より ©2017 羊太郎・三嶋くろね/株式会社KADOKAWA/ロクでなし製作委員会

そんなロクでなしですが、ルミアの自習に付き合い、彼女がなぜ魔術を学ぶのか、そんな理由に触れ少しだけ感化されるようです。

相手を集団ではなく個として触れたときに接し方が変わる、そういう物の見方が変わるターニングポイントですね。

ロクでなし講師が講師であるワケ

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』第2話「ほんのわずかなやる気」より ©2017 羊太郎・三嶋くろね/株式会社KADOKAWA/ロクでなし製作委員会

次は素直にシスティーナに謝るグレンのシーンから始まります。

ここからこのロクでなしのグレンが如何にスゴい講師であるか、が見れます。魔術の詠唱に失敗したとき、三節を四節にしたらどうなるか、五節なら、一部失敗したら、と事細かに解説してみせるグレン。

なるほど、これは一流の学校に講師として推薦されるわけです。

一説詠唱ができない、と言っていたグレンが「まあ とにかく しびれろ」でショックボルトという魔法を発動させてしまうのには、生徒たちだけではなく物語を見ている観客も驚く、良いシーンだと思いました。

平穏な日々と襲い来る騒乱

『ロクでなし魔術講師と禁忌教典』第2話「ほんのわずかなやる気」より ©2017 羊太郎・三嶋くろね/株式会社KADOKAWA/ロクでなし製作委員会

あっという間に人気講師となったグレン。授業も人気で立ち見がでるほどの人気に。

そんな平和な日々はあっという間、正確には数シーンあとには終わりを告げます。ここの展開は早いですね。

ルミアを襲いに来た悪党に他の教員が不在になる補習授業が狙われます。この悪党は軍用魔術だかを使い、グレンが見せた詠唱改変のような、短い詠唱で魔術を使って見せます。これだけで強そうと印象づけています。

その悪党の一人がシスティーナを暴行しようとします。そのピンチに、主人公が来ると分かっていながらも、見ている方はドキドキせざる得ません。

そうしてやってきた挙げ句、固有魔術『愚者の世界』で魔術を封じ、肉弾戦で相手を倒してしまうグレン。これは強い、そしてカッコイイですね。

上手く描かれた二面性

非常に、丁寧でかつ良いテンポでグレンというキャラクターの二面性、ロクでなしな一面と一方でものすごく強い一面、描かれていた第2話でした。

こういう、主人公がスゴく強い、という作品はともすればその強さがイヤミになってしまいがちだと思うのですが、この作品はテンポの良さか、話の振り幅の使い方が上手なのか、そういうところを感じさせない、いいストーリー展開だと思いました。

でも、この回のサブタイトル「ほんのわずかなやる気」というのを真に受けるなら、ほんのわずかでこれだとしたら本気出したらどうなっちゃうんでしょう……。次回以降も楽しみです。





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