「修練も一度止めれば、得た技量は倍の速度で錆びていく……。」『Re:CREATORS』第2話「ダイナマイトとクールガイ」




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2017年春アニメ『Re:CREATORS』第2話を見ました。

Re:CREATORSイントロダクション

公式サイトより物語のイントロダクションを引用します。

人は、その手で多くの物語を創造してきた。

喜び、悲しみ、怒り、感動。
物語は人々の感情を揺れ動かし、魅了する。

しかし、それは傍観者としての感想にすぎない。

もしも、物語の登場人物たちに”意思”があるとしたら、
彼らにとって、物語を産みだした我々は神の存在なのだろうか?

――我らの世界に変革を。
――神々の地に制裁を。

「Re:CREATORS」

誰もが皆、《創造主》になる。

第2話「ダイナマイトとクールガイ」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

自分たちの物語を作った創造主=原作者に会いたいというセレジアたちの要望を受け、颯太は『精霊機想曲フォーゲルシュバリエ』の原作者、松原崇とコンタクトを取る。池袋で松原を待ちかまえるセレジアたち。
そこへ『マジカルスレイヤーまみか』の主人公、煌樹まみかが現れる。
悲しい物語を作る創造主たちを許せないと怒るまみかと対立したセレジアは、彼女と戦うのだが……。

「颯太殿もどこかの世界の創造主でおありか?」

『Re:CREATORS』第2話「ダイナマイトとクールガイ」より © 2017 広江礼威/小学館・アニプレックス

“追憶のアヴァルケン”というゲームで主人公を導く役割だった賢者メテオラは「どうしてもかなえたい目的」として、創造主と会うことを望みます。

メテオラの創造主はゲームメーカーということになるので、会社組織ということもあって個人が会うのは容易ではありません。

このやり取りを見てセレジアも自分の創造主に興味を持ちます。

颯太も自分で絵を描いたりするのが好きな少年です。が、最近は描いていないと言います。

修練も一度止めれば、得た技量は倍の速度で錆びていく……。まだ生まれぬあなたの世界は、これから幾万の作品、銀河のような星々の群に加わるべく、きっとあなたを待っている。そのためにも研鑽を。

メテオラが颯太に向けて言ったこのセリフが素晴らしかったです、胸に響きますね。私も継続する努力ほど難しいものはない、と常々感じていますので耳が痛いです。

「ここだとわたしの正体、バレバレなのか」

『Re:CREATORS』第2話「ダイナマイトとクールガイ」より © 2017 広江礼威/小学館・アニプレックス

そんなやり取りの中で、作家個人に目を付けたメテオラ。セレジアの登場する物語”精霊機想曲フォーゲルシュバリエ”の原作者である松原崇とコンタクトを取ります。

コスプレの撮影会やるから会いに来て、でまんまと釣られる松原崇先生。好奇心旺盛すぎて危険ですよ先生!

創造主である松原崇と会うセレジア。思わず剣を抜いてしまっています。自分をヒドい目に合わせている張本人とも言えるわけですから、怒るのもムリもないことです。

そこに現れた、”マジカルスレイヤー・まみか”の主人公煌樹まみか。ここで魔法少女とは熱い!

「お友達には、ないしょだよ!」

『Re:CREATORS』第2話「ダイナマイトとクールガイ」より © 2017 広江礼威/小学館・アニプレックス

まみかは軍服の姫君から自分たちの世界の困っている人たちを、この世界の人間なら救えると聞いたと言います。

そんな単純な話じゃないというセレジアに「どうして?あなたの世界だってみんなが戦いあってる酷い世界なんでしょ?」と無邪気にいうまみか。

「そんな世界を作る神様なんて私は許さない」というまみかと「私たちの神様がどんなヤツなのか、それは私自身で判断する」というセレジア。

至極全うな返答に見えるのですが、「どうしても分かってもらえないの?」と言い出すまみか。

想像ではありますが、魔法少女主人公ゆえの熱血さが聞く耳を持たせない要因なのでしょうか。そもそも彼女の世界が「分かり合えないもの同士が争う世界」の住人なのかも知れません。

そんなわけで、問答無用で変身して襲いかかってきます。まみか世界では分かり合えない以上戦うしかないのでしょうね。

ファンタジー系ロボットアニメヒロインvs魔法少女

『Re:CREATORS』第2話「ダイナマイトとクールガイ」より © 2017 広江礼威/小学館・アニプレックス

元々バトルもの主体であろう作品の二人だからでしょうか、それともお互い主人公だからでしょうか。戦闘が始まってしまいます。

二人とも超人のような能力を持っているわけですから、それはもう現実世界でその力が振るわれるとしたら大変です。

セレジアは元々ロボットアニメのヒロインであるので手持ちの剣で一太刀浴びせますが、彼女たちのメイン武器であるロボット”フォーゲルシュバリエ”がない以上圧倒的に不利です。

そして魔法少女の攻撃のえげつないこと!ピコンッ、ポコンッと攻撃するときの効果音は可愛らしいのですがハートがビルや地面に激突するたびに大爆発が起こります。

そして結局まみかの必殺技「マジカル・スプラッシュ・フレア」を喰らってしまいます。

「おかしいな……こんな……、普通、血なんて出ないのに……」

『Re:CREATORS』第2話「ダイナマイトとクールガイ」より © 2017 広江礼威/小学館・アニプレックス

相手を叩きのめして、ようやく冷静に周りを見渡せたまみか。自分の攻撃のえげつなさに気がつきます。

まみかの世界は女児向けで、こんな激しいバトルにはならなかったのでしょう。

セレジアはこの世界は、痛みに関しては自分のいた世界に近いと言います。

『Re:CREATORS』第2話「ダイナマイトとクールガイ」より © 2017 広江礼威/小学館・アニプレックス

ここから一部セリフを抜粋させてください。ここのやり取りが本当にカッコよかったんです。

まみか「これで分かってもらえた?分かったら……」

セレジア「殴り倒して許しを請わせるって?続けなさい。あなたの物語じゃ、今までそんな筋書きはなかったかも知れない。けど、私の物語では違う。正義を力で成すのなら、綺麗な夢なんか見ないで、最後まで力で押しなさい。覚悟を決めて」

まみか「意地張らないで、わたしはただ……」

剣で斬りかかるセレジア。まみか、飛び退く。まみか、驚いた表情。

セレジア「あなたの物語はきっと、みんな物わかりが良かったのね。良く覚えておきなさい、力尽くで正義を説いても誰もあなたの夢見がちなシナリオなんかに沿わない。納得なんか絶対にしない!」

まみか「やめて!傷を負わせるつもりなんてなかったの!そうまでして戦うことなんてしたくないっ!」

セレジア「甘えないで!」

まみか「お願い!おとなしく話を聞いて!でないと……ッ!」必殺技を構えるまみか。

まみか「マジカル・スプラッシュ・フレア!」

セレジアとまみかのやり取り、ホントこれはカッコイイシーンです。

『Re:CREATORS』第2話「ダイナマイトとクールガイ」より © 2017 広江礼威/小学館・アニプレックス

爆心にいるはずのセレジアが無事なはずありませんが、そこに別のキャラクターが現れます。

驚いたまみかの「だれ?」の問いに「いちいち名乗んねぇといけねぇのかよ、お前の……お話じゃぁよぉ!」と返す男。

さらに「女にこいつを振るうのは気が引けるが……、お前の脳天に、こいつを叩き込むことができないようなキャラでもねぇんだな、オレは!」と続けます。

こんな相手と対峙するのは、まみかにとって初めてのことでしょう。完全に怯えています。

現れたのは漫画 “閉鎖区underground-dark night-“のラスボスキャラ弥勒寺優夜というキャラクターでした。

バトルから急展開、脚本がスゴい!

いやぁ、弥勒寺優夜カッコイイなぁ。スゴいお気に入りのキャラクターになってしまいました。

それはさておき、今回の話は本当にスゴかったですね。

魔法少女とファンタジーの世界、その世界観の正義の違い、戦いの違いというギミックが上手に生かされた素晴らしいシナリオだったと思います。

それをこんなカッコいいセリフのやり取りで魅せてくれて……、本当に素晴らしい話でした。

次回以降の『Re:CREATORS』も本当に楽しみです。優夜様の活躍も期待です!

あ、あと松原崇先生の活躍も期待しています。





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