「あんた性格は度しがたいが、最高の師匠だよ!」『メイドインアビス』第7話「不動卿」感想

メイドインアビス 第7話より「エンドカード」




広告

2017年夏アニメ『メイドインアビス』第7話「不動卿」を見ました。

他の各話の感想は以下にまとめてあります。

『メイドインアビス』感想記事-まとめ-

2017.08.26

第7話「不動卿」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

リコたちと別れ、オースの街に戻ったハボルグは、白笛の中でも特に無双の怪力を持つ“不動卿”オーゼンについてナットやシギーに語っていた。ただ、ハボルグはオーゼンに対してある不安を感じていて・・・。一方、オーゼンの部屋で四角い白い箱のようなものと対峙したリコたち。自らが入っていたと言われる『呪い除けの籠』ではないか?と推測したリコに対し、オーゼンが伝えた真実は・・・。

「いくらなんでも大人げないぞ、オーゼン!」

『メイドインアビス』第7話「不動卿」より ©2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

ナレーション「決して立ち止まらなかった者たちがいる。彼らは時として自らの信念と同化し業そのものに変わってしまう。人でありつつ人を超えてしまった者たちは、人の目ならざる眼差しで全てを見つめ続ける」

ハボルグ「探掘家の最高峰、白笛。彼らは自らが発掘した奈落の遺物で武装し、それぞれを体現した異名で呼ばれている。その中でも無双の怪力を持つのが『不動卿』『動かざるオーゼン』だ」

シギー「じゃあ30人乗ったゴンドラを引き上げたとか、10mある岩を支えた、っていうのも本当ですか?」

ハボルグ「あくまでウワサだぜ、ウワサ。ただ一つ確かなことはそういったウワサは50年も前から囁かれているんだ」

えー!?オーゼンって一体何歳なんでしょうか?

このあとシギーとナットにオーゼンの武装について聞かれますが、それは言えないと答えるハボルグ。公にはされないものなのだそうです。

窓から外を見るハボルグのモノローグ。

ハボルグ「オーゼン、まさか籠のことは言わないと思うが……不安だ。やはりムリにでも着いて行くべきだったか……。頼んだぞ、レグ。もしものとき守ってやれるのはお前だけだ」

『メイドインアビス』第7話「不動卿」より ©2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

オーゼンの部屋にあった白い大きな箱。オーゼンが近くに立つとその大きさが際立ちますね。そして表面には非常に細かい模様が刻まれています。

この白い箱を見て「もしかして、呪い避けの籠?」とオーゼンに聞くリコ。オーゼンは「半分当たり」と答えます。オーゼンが笛を吹くと籠が開きます。なんだか薄気味悪いですね。

『メイドインアビス』第7話「不動卿」より ©2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

オーゼン「呪い避けの籠……、深層から上へ渡りができない生き物をこれに入れて引き上げると上昇負荷を受けずに死ななかったからそう呼ばれてた。だけど実は違ったんだよ。実際は呪いも受けるし、死にもする。ただ、動き出すんだよ。それが分かったのは君のお陰さ。君、死産だったんだよ。ライザから取り上げたとき、もう死んでたんだ。それがジャマくさいからこの中に突っ込んだら、なんと動き出したのさ。昨日懐かしくなって試しに晩飯に使う肉を入れてみたんだけどさ、それが走り回って逃げるんだ。しばらくしたら動かなくなってさ、半身の方はまだ動いてたとはね。ねえ?君はいつまでもつのかなぁ?それとさ、あのとき動いた君も昨日入れた肉も、なぜかアビスの中心に向かうとしたんだよね。ねえ、なんで?君なら知ってるんじゃないかなぁ?君もあの肉と同じなんだろう?」

ハボルグが心配していたのはこういうことでしょうか。リコには残酷な真実が告げられました。涙ぐみながら「お師さま、やめて……」と訴えるマルルク。「どうして、そんなこと……」というリコに「そろそろ分かってくれたまえ。私は君が嫌いなんだよ」というオーゼン。

リコに伸ばそうとしたオーゼンの手を掴むレグ。「あんたの話はとても興味深いが、これ以上リコを傷つけないでくれ。いくらなんでも大人げないぞ、オーゼン!」とレグは言います。

50年も前から白笛だった大人が12歳の子供を捕まえてこんな言い草です。私も大人げないなぁと思います。

『メイドインアビス』第7話「不動卿」より ©2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

オーゼンはレグに「記憶が戻る前に処分しておかないとな」と言います。そして望遠鏡を確認してくる、というマルルクには「動くな」と言います。

レグ「じょ、冗談じゃない!こんなところで終わってたまるか!力尽くでも行かせてもらうぞ!」

レグは腕を使いオーゼンの束縛を試みますが、もちろん通用しません。そして戦闘のスキルも断然白笛であるオーゼンの方が上です。

「頑丈さが売りなんだって?試してみようかな」というオーゼン、レグの足を掴み何度も地面に叩きつけます。

レグが叩きつけられ床が壊れた音で、でしょうか、ようやく正気に戻ったリコ、「やめて!レグが、レグが壊れちゃう!」とオーゼンの方へ駆け出すリコ。しかしリコはオーゼンの片手、それも指一本、デコピン程度の攻撃でしょうか、で吹っ飛ばされてしまいます。それを見て部屋の外へ駆け出すマルルク。

『メイドインアビス』第7話「不動卿」より ©2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

指一本で流血してしまったリコ。そして「本気でいかねば」と火葬砲を使う決断をするレグ。

そんなレグに対してあっさりと間合いを詰めるオーゼンは「君、機械人形のくせに呼吸もまばたきもするね。そんなんじゃ獣にも狩られるだろうに」と言い、火葬砲を撃とうとしているレグの腕を掴みます。「ねえこれ、当たったらどうなるのさ?試してみよう」とリコにレグの手のひらを向けます。

レグはとっさに腕を伸ばし、蹴り上がることで火葬砲の向きを変え、リコに当たらずに済みます。が、攻撃は失敗です。

『メイドインアビス』第7話「不動卿」より ©2017 つくしあきひと・竹書房/メイドインアビス製作委員会

しかしそれに怒ったのか、「度しがたい、度しがたいぞ!オーゼン!」とオーゼンを腕で巻き上げ部屋の隅に叩きつけるレグ。オーゼンの衣服が破れ、露出した腕にはなにかが埋め込まれています。「これかい?千人楔と言ってね、全身で120箇所入れたかな」というオーゼン、これが彼女の強さの秘密のようです。

そしてそこにあった、これがオーゼンの身につける遺物なのでしょうか、マントと手袋、そして笠のようなものを身につけます。そのオーゼンを見て震え上がるレグ、激しい打撃音とともに暗転します。目を覚ましたリコが見たのは、オーゼンの手に掴まれたボロボロのレグでした。

次のページに続きます。





広告




広告