『ルパン三世PART5』第10話「泥棒と泥棒」感想




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「全く……お前ってヤツは骨の髄まで泥棒だよ」

『ルパン三世PART5』第10話「泥棒と泥棒」より ©TMS・NTV

 クロの爪をさらに切り飛ばす五ェ門。「やってくれるねぇ、期待通りだよ……。けど、そろそろ終わりにしようかね!」と飛びかかるクロ、五ェ門の刀を歯で受け止め、爪で斬りかかります。刀を手放し飛び退く五ェ門。「大抵のヤツは獲物を手放せなくてやられちまうんだけど……流石だよ……。ヤバい、アタシ本気になりそうだ」というクロ。刀を取り返そうとする五ェ門、しかしそうはさせないクロ。蹴り飛ばされ座り込んだ五ェ門の背後から近づき襲いかかるクロ。後ろ向きのまま、拾ったクロの爪を指で弾き飛ばす五ェ門、その爪がクロの目に突き刺さります。刀を取り、クロに駆け寄り斬る五ェ門。「まさか、切り飛ばしたアタシの爪を使うとはね……アンタの喉笛を食いちぎれないのが残念だ……よ……」と絶命するクロ。

 ルブナンに追いかけられるルパン、逃げ込んだ部屋は拷問部屋でした。一方、先に進んだアルベールはアラニスと対峙します。

 ルパンを追いかけ部屋に入るルブナン。モーニングスターと盾を持って襲いかかるルパン。銃撃を盾で器用に受け止めるルパン。トンファーで殴り続けるルブナン、盾で受け止めるルパン。にやりと笑ったルパンが攻撃を避けるとそこには拷問器具、アイアンメイデンが待っていました。中に閉じ込められたルブナン、アイアンメイデンの下に血が流れます。「爺さん、仇は取ってやったぜ」とつぶやくルパン。

『ルパン三世PART5』第10話「泥棒と泥棒」より ©TMS・NTV

 ワイヤーアクションで器用にアルベールの銃撃を避けるアラニス。アルベールは腕をワイヤーで絡め取られ宙づりにされてしまいます。アルベールは特殊鋼を刃に使ったワイヤーカッターを使い地面におります。しかし腕を痛めてしまったアルベール、アラニスはワイヤーでアルベールの銃を奪い取ります。「僕、こういう大きな音がするおもちゃはキライなんだ。けどせっかくだから君の持ち物で殺してあげるよ。だって、そっちの方が悔しいでしょ?」というアラニス。「そいつはご親切に……」と言ったアルベール、手にはワイヤーのアンカーが握られています。響く銃声。

 「どうしたアラニエ?」と電話を受けるジョゼ。「ボス、侵入者は始末したよ」というアラニエの声。「良い子だ、よくやった……あとはルパンだけか……」とつぶやくジョゼ。そこにルパンがやってきます。「ルブナンはしくじったようだな……俺を殺しに来たのか?」というジョゼ、「先に仕掛けてきたのはそっちだぜ?」と銃を構えるルパン。何も答えず、懐から取り出した銃を素早く撃つジョゼ。撃ち合う二人。ルパンの撃った弾がジョゼの銃に当たり武器を落とすジョゼ、「勝負あったな」というルパン。「ああ……」というジョゼ、ジョゼの左手がロケットパンチのように飛び出しルパンの足を掴みます。その手から電撃を受け倒れるルパン。「勝ったのは俺だがな」というジョゼ。銃を取ろうとするルパン、「ほぅ……まだ動けるか……もう一発お見舞いしてやる必要があるようだな!」と腕を振りかぶったそのとき、胸を撃ち抜かれるジョゼ。撃ったのはアルベールでした。

『ルパン三世PART5』第10話「泥棒と泥棒」より ©TMS・NTV

 「これであん時の借りは返したぜ」とアルベール。「アルベール……なぜ……?」とジョゼ、「声色は得意でね」とアラニエの声で答えるアルベール。

 アルベールとアラニエの戦いの回想。銃を撃つ直前にアンカーを投げるアルベール、そのアンカーがアラニエの目に刺さります。

 「アンタの良い子は一足先に地獄で待ってるぜ」というアルベール。にやりと笑うジョゼ。アルベールに飛びつくルパン、ジョゼは自爆します。「危うく地獄行きの道連れにされるところだったぜ……あとはこいつをどうするかだな」と言ってアルベールに黒革の手帳を見せるルパン。「お前!いつの間に……」とアルベール、「野郎、大事なものは身につけておく主義だったみたいだぜ」というルパン。「そいつは俺に渡せ。お前が持っていても役に立たないものだ」というアルベール。「ああ、確かにそうだ。けどよ、俺は人様が欲しがってるものを見ると横からかっさらいたくなっちまうんだよ」というルパン。「全く……お前ってヤツは骨の髄まで泥棒だよ」と呆れるアルベール。にやりと笑うルパン。

 朝、ルパンの運転でテレヌブ橋まで戻って来たルパンとアルベール。「車は餞別にやるよ」と言い歩き出すアルベール。歩き出して数歩で膝を崩ししゃがみ込むアルベール、「おいおい、しっかりしろよ。家まで送ってってやろうか?」と駆け寄り手を貸すルパン。「よせ!お前に親切心を起こされるとじんましんが出る」というアルベール。「ああそう……」といい車に乗り込むルパン。「アルベール、お前も骨の髄まで泥棒だな」とにやりと笑い車を走らせるルパン。

 にやりと笑い懐から黒革の手帳を取り出すアルベール。しかしその手帳は白紙でした。手帳の前小口をずらして見るアルベール、そこには『Lupin III』とサインがありました。笑うアルベール、「やられたよ、今回はお前の勝ちだ……ルパン三世」と言って手帳を川に棄てるアルベール。

 「カルヴェス、突然の大統領選撤退に治安総局の局長更迭か……」と新聞を読む次元。「そういやルパン。例の黒い手帳は一体どうしたんだ?」と聞く次元、「あれか……持ち主に返してきたよ」というルパン。墓に供えられている花束のアップ。

ルパンとアルベール、因縁の対決は最終的にルパンが勝利!

 第10話でEPISODEⅡが完結しました。最初はルパンがらしくなくてちょっとなぁ……などと思って見ていたんですが、終わってみれば最後は実にルパンらしい勝利の仕方だったと思いました。スゴく面白かったです。手帳で聖書のサインの件をやり返すっていうところが粋ですよねぇ、カッコイイなぁ。

 アルベールもルパンもお互いが認めるライバルであり、そして一種の仲間だったように思います。お互いが「骨の髄まで泥棒」であると言います。アルベールには仲間がいませんが、ルパンには次元や五ェ門という頼もしい仲間がいました。その仲間が最終的に勝利をもたらしたのかなぁと思います。ルパンが冷静にいつも通りになれたのは仲間のお陰だし、ジョゼの強力な手下たちとの戦いに勝利できたのも次元や五ェ門がいてこそです。ファンとしてはもうちょっと次元にも活躍して欲しかったですけどね。

 次回は予告のルパンを見ると赤いジャケットだったのでパート2時期あたりの話、という設定なのでしょうか。次回も非常に楽しみです!





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