「新生Jupiter、今日が最高のスタートだぜ!」『Prologue SideM -Episode of Jupiter-』感想

Prologue SideM -Episode of Jupiter-より「オレたちなら楽勝!だぜ!」




広告

「君たちはアイドルとして大事なものを見落としている」

『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』より © BNEI/PROJECT SideM

冬馬の部屋でも「さすがにここにはいないよな……」と警戒してしまう冬馬。こうやって3人で集まって活動について話し合っているようです。

「いつも使っているライブハウスから連絡があったんだけど、ライブの後、ファンがオレたちが出てくるのを待っているらしい(中略)だけど、会場側にとっては見過ごせない問題なんだよ」と北斗。

この対策について人手が足りないことを痛感する冬馬と北斗。「とりあえず、次のライブのMCで協力を呼びかけてみるか」と北斗。

「新曲の件だけど、有名どころはスケジュールが埋まっているなぁ」と北斗。「オレの知り合いもダメだった」と冬馬。「若手で良さそうな作曲家を探してみるよ」と答える北斗。

そして「色々たまっていたとはいえ遅くまで付き合わせて悪かったね」という北斗に「北斗にめんどうな仕事押しつけてばっかだよな……悪い」という冬馬。しかし「こういう仕事は一番大人なオレの役割だ、当然のことさ」と北斗は言います。

北斗に「黒井から、文句とかきてねぇの?」と聞く冬馬。「圧力とかはないよ。テレビの依頼がなかったのは局の方が勝手に遠慮していただけだと思う」と北斗は答えます。

黒井社長はそういうことはしない人なんですね、意外でした。

『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』より © BNEI/PROJECT SideM

そしてインタビューを受けるJupiter。インタビューをしているのはアニメ『THE IDOLM@STER』でも登場した善澤さんです。

「Jupiterは961プロダクションの黒井社長が作ったユニットだよね?」と善澤さん。

「ああ、オレは黒井のオッサンにスカウトされて」と冬馬。「オレはモデルをやっていたときにスカウトされたんです」と北斗。「僕は二番目のお姉ちゃんが勝手に履歴書送っちゃったんだ」と翔太。「みんな961プロで初めて知り合ったんだ」と善澤さん。

なるほど、そう考えるとJupiterはビジネスの枠を超えた友情的なものを感じますね。

「絶好調の中でどうして961プロを辞めたのかな?」と善澤さん。「あそこじゃやれないことがあったからな……」と答える冬馬。

善澤さんは「黒井社長といさかいがあったと聞いてるけど」とさらに突っ込んで聞きますが、北斗が「せっかくの取材ですしエンジェルちゃんたちの喜ぶ話題がいいですね」と話を変えてもらいます。

「なんつか、ファンに聞かせる話じゃないしな」と冬馬、善澤さんも「全くもってその通りだ」、そう言って取材用のレコーダーの録音を停止します。

「こっからは取材じゃない、僕個人の興味だ」と話を続ける善澤さん。「色々と聞いてはいる。でも僕は君たちの話を聞きたいんだ」と言います。

「別に隠すつもりはねぇけどよ」と冬馬、そしてアニメ『THE IDOLM@STER』の回想、黒井社長に「お前たちなど所詮駒に過ぎんのだ」と言われたシーンが流れます。

「黒井のオッサンのやり方にはどうにもガマンできなかったからな」と振り返る冬馬。「オレも黒井社長のやり方は少し度が過ぎていたと思うよ」と北斗。「765プロへ嫌がらせしまくってたもん、ねぇ」と翔太。

「でも雑務まで全てやるのは大変じゃないかい?」と善澤さん。

冬馬「大変じゃないっていったらウソになるかもな。けどよ、今の場所ならオレたちの力を100%完璧に証明できるんだ!やりがいも手応えも感じてるぜ!」

と冬馬は答えます。その後のやり取りを見て善澤さんは「君たちは本当に仲が良いんだな」と言います。

『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』より © BNEI/PROJECT SideM

ライブシーンでは挿入歌として『恋をはじめよう』が流れます。

『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』より © BNEI/PROJECT SideM

楽屋でプロダクションの勧誘を追い払う冬馬。翔太は「そろそろ楽屋周りのスタッフが欲しいよね」ともらします。

「そういや斉藤のオッサンは?」という冬馬に「そうやってウワサをすると……」と北斗、社長は楽屋のソファでくつろいでいました。

「うちに来てくれる気になったのかな?」と社長。冬馬は、社長は悪い人じゃないと思うと前置きをして「オレたちは自分たちの力でやっていく。そう決めたんだ。翔太と北斗に、スタッフのみんな。どいつも信頼できるヤツらばかりだ。オレはここでJupiterの力を証明してみせる」と社長に伝えます。

それを聞いた社長は「それは甘えではないかね?」と冬馬に言います。「どういうことだよ?」と冬馬。

「君たちはアイドルとして大事なものを見落としている」と社長は言います。

冬馬「あんたはずっと見てたんだろ!?今まで手を抜いた仕事が一つでもあったか!?オレたちはいつだって全力でやってんだ!」

冬馬はくってかかります。「君の言うとおりだ。だがそれはプロの言葉ではないな」と社長。「どういうことだよ!」という冬馬、「今日はもうお引き取りください」という北斗。「なんなんだよ!オレたちに何が足りないっていうんだ!」と冬馬。

社長は去り際に「外を見てみたまえ」と言います。

『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』より © BNEI/PROJECT SideM

窓から外を見る3人。そこには多くの出待ちのファンがいました。

「なんでこんなに?オレMCで言ったよな?」と冬馬。スタッフが外で「ライブは終了しましたので速やかにお帰りください」と対応しています。

そのスタッフにファンが「Jupiterはいつ出てきますか?」「私たち今日のチケットも、この前のチケットもずっと取れなくって」「お願いです、一目で良いからJupiterに会いたいんです」と訴えます。

「そうか、あの娘たちは冬馬のMCを聞いてないんだ」と北斗。「会場に入れなくて……それなのに来てくれて……」と翔太。「オレは……ファンにあんな顔をさせたくてやってきたんじゃない……」と冬馬。

人気と箱が合っていない、ということなんですね。これは難しい問題です。

「申し訳ありませんが、会場に迷惑をかけると次のライブが出来なくなってしまうので……」というスタッフに「行こう、Jupiterに迷惑かけちゃダメだもん」と泣きながら帰るファンの娘たち。なんとも切ないシーンです。

『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』より © BNEI/PROJECT SideM

打ちひしがれているJupiterの元にやってきた一人の男性。「あんたは……」と冬馬がいうところでシーンが変わります。

シーンが変わってバーで飲む社長と善澤さん。善澤さんは業界が長いと言っていただけあってこっちの社長とも知り合い、あるいは友人だったようです。

「彼ら、特に冬馬くんの傷は本人が意識する以上に深い」という善澤さん。「今は待つしかない、か」と社長。

「しかし、うちに諦めないのがいてなぁ。Jupiterにちょっと言い過ぎたかも知れんと言ったら怒られたよ。今ごろ大慌てで彼らの元に向かっているかも知れんなぁ」と社長は言います。

その諦めない、というのが315プロのプロデューサーで、シーンが変わる前にJupiterの元に行っていたのがそれなのでしょうね。

『THE IDOLM@STER Prologue SideM -Episode of Jupiter-』より © BNEI/PROJECT SideM

プロデューサーが来て、立ち去った後の直後の楽屋でしょうか。

「アリーナライブかぁ」「765プロもがんばっているんだなぁ」と翔太と北斗。冬馬は何も言いません。

このアリーナライブというのは劇場版『THE IDOLM@STER 輝きの向こう側へ!』のお話です。この映画とSideMのお話はちゃんと繋がっているんですね。

「僕、あの人のいうことはもっともだと思うなぁ」という翔太、手には315プロのプロデューサーの名刺を持っています。やはり、先に来たのはプロデューサーだったのですね。

「オレたちが目指すもの、かぁ」と北斗。プロデューサーは一体どんな言葉を残したのでしょうね。

スタッフが「すいません、そろそろ時間なんですが……」とやってきて、北斗が「はい、すぐ出ます」と返事をします。結局冬馬は何も言いませんでした。

次のページに続きます。





広告




広告