『ゴールデンカムイ』第9話「煌めく」感想




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 2018年春アニメ『ゴールデンカムイ』第9話「煌めく」を見ました。

 本文中の(リ)は小書きカタカナのリを表現しています。

第9話「煌めく」あらすじ

 以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

 辺見に誘われ、ニシン番屋で馳走に預かる杉元とアシ(リ)パ。そんな中、アシ(リ)パに隠した死体を発見されそうになった辺見は、杉元を外へと連れ出す。そこに第七師団の兵士が現れたことで、二人はニシン場の親方が住む豪邸に身を隠すことに。しかし、建物内にいた鶴見中尉らと遭遇し、戦闘状態となってしまう。負傷した辺見と建物を脱出した杉元は舟で逃げようと浜辺を走るが、背後から殺人衝動に突き動かされた辺見の凶刃が迫るッ!

※上記引用は、公式サイトからの引用ですが小書きカタカナの『リ』は(リ)と書き換えています。

「うそ……?何これ?想像を超えてる……こんな死に方ッ!最高だぁ!」

『ゴールデンカムイ』第9話「煌めく」より ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

 便所で辺見が殺した男の死体を見つけるアシ(リ)パ。「杉元!囚人がこのニシン場にいるかも知れないぞ!」と戻るアシ(リ)パ、そこに杉元と辺見の姿はありませんでした。

 杉元を連れ出している辺見。「おい、見せたいものってなんだ?」と聞く杉元、「あぁ……もうすぐです」とごまかし歩く辺見。色々な道具を説明したり時間を稼ごうとする辺見、「俺らはもう行くよ。ニシン漬け、ご馳走さま」という杉元。そういって踵を返した杉元が見たのはニシン番屋を見ている第七師団の兵士たちでした。顔を隠す杉元、「見つかるとマズいんですか?」と聞く辺見。「ああ、マズい……俺を探してるワケじゃないと思うが……」と答える杉元。「そうか……僕の撒いた餌に第七師団まで……」と思う辺見、「あそこに匿ってもらいましょ。親方が住む豪邸で隠れるところがいっぱいあります」という辺見、杉元の手を引き豪邸を目指し駆け出します。その様子を下から見て杉元を見つけるアシ(リ)パ。

 豪邸では訪れた鶴見がピアノを弾きながら親方と話をしています。親方に「ぜひ我々の兵器工場に投資してください」と話している鶴見、「武器は好きだ……」という親方。「見てくれ!軍から横流ししてもらったマキシム機関銃だ!」と機関銃を見せる親方。

 「勝手に上がって良いのか?」という杉元を「緊急避難です。どうぞこちらへ」と建物の2階に案内する辺見。階段を上った先には第七師団の兵士が2人いました。「あ」と声を上げる辺見、振り返る兵士。「おい、今の軍帽……」「不死身の杉元じゃないか?」という兵士たち。

 その頃、豪邸を訪れたアシ(リ)パ。家人に「……お便所借りたい」と言って家に上げてもらおうとするアシ(リ)パ。

『ゴールデンカムイ』第9話「煌めく」より ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

 杉元を追おうとする兵士、その背後から玉切り包丁で斬りかかる辺見。一人の首を切り、もう一人の顔面に刃を刺します。「ああ、綺麗……」とうっとりする辺見、兵士が反撃し銃で腹を撃ちます。銃声を聞く親方と鶴見。「うああ」と階段を転げ落ちる辺見に「どうした?撃たれたのか?」と心配する杉元。わざとらしく抱きつき「怖かった」という辺見。杉元は辺見を背負い逃げようとしますが、そこで鶴見と対面します。「奇遇だなぁ、不死身の杉元」と銃を構えながらいう鶴見、「鶴見……」と顔色を変える杉元。「泥棒カモメが御殿まで入ってきたか!試し撃ちにちょうどいいわ!」と機関銃を乱射する親方。その音は外にいるアシ(リ)パにも聞こえます。辺見を背負い必死に逃げる杉元、「俺は不死身だ!」と叫ぶ杉元、「杉元さん……」とうっとりしている辺見。親方の後頭部を叩き銃の乱射を止めさせる鶴見。

辺見「杉元さん……弟の死に抗う姿に魅せられて同じものを何度も見たくて……何人も殺してきました……。ロウソクの炎は燃え尽きる寸前に強く揺らいで煌めくのです……。杉元さんの煌めきを見ていると……弟を思い出します……。僕は弟のようになりたかった……、あなたのように……」

 海岸を走る杉元と辺見、白石の姿を見つけます。「白石!第七師団が来るぞ!」と声を掛ける杉元、「杉元!後ろ!そいつが辺見和雄だぞ!」と叫ぶ白石。「え?」と振り返ろうとする杉元、辺見はすでに玉切り包丁を振りかぶっています。その肩を矢で射貫くアシ(リ)パ。バランスを崩しながらも斬りかかる辺見の一撃を受け止める杉元。容赦なく脇腹をナイフで突き刺す杉元。「杉元さん……全力で抗いますので、どうか僕を煌めかせてください……」と股間を煌めかせる辺見。「急げ杉元!第七師団が来てるぞ!」と叫ぶ白石。

 「不死身の杉元、さっきそう呼ばれてましたね……。分かる気がします。あなたも輝いて死にたいからこそ戦うんだ」という辺見、「俺は死ぬつもりなんてない。絶対にまだ死ねない」と答える杉元。「それですよ、その思いが強いほど強く激しく煌めくんです」と辺見、「わかった。それじゃとことん一緒に煌めこうか」という杉元。「ああ、なんて素敵な人……きっと僕はあなたに会うために……」と言い襲いかかる辺見ですが地面に叩きつけられ銃剣を突き立てられます。「杉元さん、僕のこと忘れないでいてくれますか……」という辺見、「引っぺがしたお前の入れ墨を広げる度に思い出すよ」という杉元。「ああ、生きてて良かった……」とつぶやく辺見。

『ゴールデンカムイ』第9話「煌めく」より ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

 その辺見に、突如海から現れたシャチが襲いかかります。「アシ(リ)パさん!白石!船に乗れ!入れ墨がシャチに食われちまう!」と船に乗り追いかける杉元たち。その杉元たちを第七師団も船を出して追いかけます。「見ろ!」と叫ぶアシ(リ)パ、その先にはシャチに弄ばれる死にかけの辺見の姿がありました。「シャチが辺見をぶん投げてる!?」と白石、「何やってるんだ!?」と杉元。「何のつもりにしても食わねぇならこの隙に取り戻すしかねぇ!」という杉元。

 「うそ……?何これ?想像を超えてる……こんな死に方ッ!最高だぁ!」、死んだ弟を思い出しながらそう思う辺見。「止まるなよ!俺の心臓!」と裸になり海に飛び込む杉元。息絶えた辺見を回収し船に戻る杉元、アシ(リ)パはモリを構えシャチに突き立てます。「引っ張られるぞ!掴まれ!」と指示するアシ(リ)パ、船はシャチに引かれ猛スピードで進みます。

 「あの速さでは追いつけん。杉元のヤツ、アイヌともつるんでいたか……」と追跡を諦める鶴見。「ニシンに群がるクジラ、そのクジラを喰らうシャチ、頂点のシャチを喰らいたければシャチになって戦うかあるいは……殺し合って底に沈んできたシャチの死骸を喰う気色の悪い生き物になるか……」という鶴見。別の場所から海を見ている土方。「愉快な仲間たちがおるじゃないか、白石……不死身の杉元か……」とつぶやく土方。

 海岸にいる鶴見の下にやってくる兵士。「鶴見中尉殿。尾形百之助上等兵が病院から消えました。それからもう一人、二階堂浩平一等卒の姿が数日前から見えません」と報告する兵士。

 海岸から遠く離れた船にいる杉元を見ている白石とアシ(リ)パ。「あいつが一番……おっかねぇ……」という白石。ナイフを手に「お前の煌めき……忘れないぜ」と辺見の死体にいう杉元。

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