『ゴールデンカムイ』第6話「猟師の魂」感想




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 2018年春アニメ『ゴールデンカムイ』第6話「猟師の魂」を見ました。

 本文中の(ラ)は小書きカタカナのラを、(リ)は小書きカタカナのリを表現しています。

第6話「猟師の魂」あらすじ

 以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

 過日、小樽の山中でアシ(リ)パを追い詰め、狼のレタㇻに重傷を負わされた谷垣は生きていた。彼を助けたのは、足を踏み入れた山の熊を全滅させてしまうと言われる凄腕の猟師・二瓶鉄造。二人は絶滅したとされる狼の存在に猟師の血を刺激され、レタ(ラ)との勝負を渇望していた。そんな中、二瓶の猟犬・リュウがいつもと違った行動を見せる。熊を恐れないアイヌ犬の怯えた姿に、ひとつの確信を得る二瓶――我々は狼の縄張りにいるッ!
 二瓶と谷垣がレタ(ラ)を探している頃、杉元はアシ(リ)パの助けを受けながら狩猟に挑戦していた。そのときの銃声を耳にし、すぐさま音のした場所へと足を運ぶ二瓶と谷垣。二人が到着したときにはすでに誰もいなかったが、周囲の状況からそこにレタ(ラ)とアシ(リ)パがいたことは間違いなかった。その後、杉元たちはアシ(リ)パが作った仮小屋で白石と合流。彼が入手した情報から、脱獄囚には二瓶鉄造という名の腕の立つ猟師が含まれ、その男がレタ(ラ)を標的にしていることを知る。翌日、レタ(ラ)を待ち伏せる二瓶と谷垣を発見し、狩りを妨害する杉元たち。二瓶の刺青を狙う杉元と、山での生存競争にこだわる二瓶――二人の男が勝負の火花を散らす!

※上記引用は、公式サイトからの引用ですが小書きカタカナの『ラ』は(ラ)と、小書きカタカナの『リ』は(リ)と書き換えています。

「猟師の魂がボッキする!」

『ゴールデンカムイ』第6話「猟師の魂」より ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

 ヒグマを解体しながら「俺が一人で倒したヒグマは200頭を超えたが一度だって同じ勝負はない」という二瓶。「だが共通する習性はある。個性と習性は別だ。習性を知り尽くせばこちらの優位に働く」と二瓶。そして「マタギの兵隊さんよ、オオカミとの勝負は一度もないだろ?」ときく二瓶、「そういうあんたは?」と聞く谷垣、「ない。何も知らんからこそ勝負がしたい……オオカミは人間の罠によって絶滅するまで駆除された。その知恵比べにも負けず生き残った最後のオオカミ。そいつの個性と俺の個性の勝負、猟師の魂がボッキする!」と二瓶。

 仕留め損ねた鹿を追う杉元とアシ(リ)パ。再度逃げられてしまい、この日は倒れた木を利用した仮小屋で夜を明かします。落ち込んだ様子の杉元に「そんなに心配するな。手負いで苦しませた鹿は肝臓や肉の味は落ちても脳みそや目玉は美味しく食べられるから」と励ますアシ(リ)パ。

 「さて、今夜はこの二瓶鉄造が獲れたてのクマで腕を振るった料理をご賞味頂こう……二瓶ご飯、心臓!焼きました!美味い!噛めば噛むほど血の味がする」と自画自賛する二瓶。「マタギはクマの血を飲むんだってな?ならばこれも行けるはずだ!二瓶ご飯!血の腸詰め!うん!血の味がして美味い!精が付くから気をつけろ、屋根をぶち破って小屋を破壊するなよ……ボッキ!」という二瓶。何も言わずに食事をする谷垣。「物静かなヤツだ、マタギの習慣が身についてる。なぜ似合わん軍帽を取らずここにいる?どうして故郷へ帰り、マタギに戻らんのだ、谷垣?」と聞く二瓶。「俺はある目的があって軍に残った。故郷の秋田を捨てる覚悟だった。だが山に入っているうちに何か俺の中の、毒のようなものが抜けていくのが分かった。これより後の世に生まれて良い音聞け。クマを成仏させるために引導を渡すマタギの唱え言葉だ。あの戦争で殺した相手には一度も唱えることはなかった」と谷垣。「お前にとってオオカミ狩りは口実なのだ。軍にも故郷にも戻れず、お前の猟師魂は北海道の森をさまよっている。谷垣よ、オオカミを獲ったら毛皮を手土産に故郷へ帰れ」という二瓶。そう言われ軍帽をたき火に放り投げる谷垣。不敵に笑い合う二瓶と谷垣。「ボッキ!」と二瓶。

『ゴールデンカムイ』第6話「猟師の魂」より ©野田サトル/集英社・ゴールデンカムイ製作委員会

 仮小屋で眠る杉元、「死んでたまるか!」と走り回った戦争中の夢を見ます。翌朝、鹿の追跡を再開する杉元とアシ(リ)パ。いよいよ体力の尽きそうな弱った鹿を追い詰めます。

 二瓶と谷垣はオオカミをおびき寄せる餌として鹿を捕まえようとします。優秀な猟犬であるリュウが先に進むのを嫌がりはじめます。その姿を見た二瓶は「フハハハ!我々はオオカミの縄張りにいる!」と確信します。

 その頃、杉元とアシ(リ)パ。アシ(リ)パが追い出した鹿を狙う杉元、しかし必死に生きようとする鹿の姿に自分を重ねてしまい撃てず鹿に銃を払いのけられて、銃は空を撃ちます。その鹿を追いかけたレタ(ラ)が鹿を仕留めます。「なぜ撃たなかった?お前が仕留めると言っていたはずだ」と聞くアシ(リ)パ、「懸命に生きようとするこいつに睨まれたら……動けなかった。こいつは俺だ……」という杉元。「最後まで責任持てないなら最初から撃つな」というアシ(リ)パ。

 「今の銃声、俺と同じ30年式小銃だ」と二瓶に言う谷垣。

 鹿の腹を割き、「杉元、ここに両手を入れてみろ」というアシ(リ)パ。言われたとおりにする杉元、「あ……熱い……。かじかんだ手がほぐれていく……」といいます。「鹿は死んで杉元を温めた。鹿の体温がお前に移ってお前を生かす。私たちや動物たちが肉を食べ、残りは木や草や大地の命に置き換わる。鹿が生き抜いた価値は消えたりしない」というアシ(リ)パ。「食うか」と杉元、「食おう食おう!」というアシ(リ)パ。

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