『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」を見ました。
他の各話の感想は以下にまとめてあります。
第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」あらすじ
以下、公式サイトよりあらすじを引用します。
合宿から帰宅する正宗。正宗の帰りを喜ぶ紗霧。二人は新作の発売日を迎えることとなる。作品が並ぶ本屋を見に行く道すがら、正宗はタブレット越しの紗霧に小説を書き始めた頃のことを語りはじめる。ある「きっかけ」があって小説にのめり込んだという正宗。同じ頃、登校拒否をしていた紗霧もまた、ある「きっかけ」のおかげで学校に通うようになったのだという。二人の過去と現在を繋いだ、これはその「きっかけ」の話――。
「アキバの本屋で和泉マサムネフェアをやってくれるんだって」
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
合宿から帰る正宗を出迎えようと「おかえりなさい」という練習をする紗霧。そうやって待っていると正宗が帰ってきます。
が、正宗が玄関を開けたとき紗霧の姿はありませんでした。
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
正宗が紗霧の部屋にお土産を持って行くと「ゴメンね」とつぶやく紗霧。
ホントは玄関で出迎えたかったでしょうね。がんばってたのにね……。
紗霧にお土産の麦わら帽子を被せて「いつかお前が外に出れるようになったら一緒に海に行こうぜ」という正宗。
そう言われた紗霧は服を脱ぎ始めます。何が始まるんです?
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
紗霧「え、エッチな勘違いしないで!水着だから!」
水着がエッチじゃないという保証はどこにもないと思うのですが……。正宗に水着を見せて「ど、どう?似合う?」という紗霧。
紗霧「はい、おしまい!感想はそのうち……、本番のときに」
正宗「ああ!いつか一緒に行こうな!」
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
いよいよ和泉マサムネの新作「世界で一番カワイイ妹」の発売が翌日に迫りました。
正宗は紗霧に「アキバの本屋で和泉マサムネフェアをやってくれるんだって、一緒に見に行かないか?」と言います。
「一緒ってこういうことだったんだ」と紗霧。正宗はタブレットPCを手に持ってアキバを目指します。
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
正宗「これでオレも3シリーズ目か……デビューしてから3年、長かったような短かったような……」
紗霧「兄さんが小説を書き始めたのって……」
と、ここから正宗の回想に入ります。
正宗の母親が死んで父が「寂しいか?」と正宗に聞きます。正宗は「寂しくない」と答えます。でも「家族のために何をしたらいいか分からない」と言います。正宗の父はこう答えます。
正宗父「お前が笑って楽しく暮らしてりゃそれだけでいい。お前が幸せなら俺たちも幸せだ、家族なんだからな」
それから好きなことを見つけるために色々やってみて、出会ったのがネットで小説を書くことだったそうです。
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
ここから紗霧の回想も混ざります。紗霧は母が父と離婚してから登校拒否をしていました。その頃出会ったのが「勇者マサムネの冒険」。正宗が初めて書いたネット小説ですね。
すごい勢いで話をアップしてるので紗霧は「書きためてるの?」と質問します。正宗からは「今書き終わったのからアップしてます!」と返事がきます。そんなやり取りをしてる間に10話までアップされていた話が15話までに増えていました。
「なんだこいつ?」とドン引きする紗霧でした。
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
正宗「なにせ初めて書いた小説だったから今よりもずっとヘタクソで痛々しくて、でも楽しかったなぁ」
紗霧「勇者マサムネの冒険でしょ?」
正宗「な!?お、お前も読んでたのかよ?あの作品のことはすぐに忘れるんだ?いいな?」
と慌てふためく正宗でしたが、紗霧に「オレは勇者マサムネだ!必殺!雷神断滅剣!」とセリフのマネをされて悶える正宗。
かわいそうに、完全に黒歴史なんですね……。
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
勇者マサムネの冒険を書き上げた正宗。ずっとスマホで書いていたんですね、親指が真っ赤です。なにより「書き上げた」というのがスゴい。小学生にして物語を完結させたというのはスゴいことだと思います。
私、書きかけの小説なんて山ほどありますけど書き終わった作品なんてほとんどありませんからね……。いや、この話はやめましょう。
そして完結した勇者マサムネの冒険に感動した紗霧。紗霧は完結記念の絵を描いて正宗に送ります。
この絵もとても小学生とは思えない画力です。素晴らしい。そしてこの絵に感動する正宗少年。
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
お、正宗のお父さんはラノベ読みなんですね。『新訳とある魔術の禁書目録5巻』を読んでますよ。そんなお父さんに「オレ、プロの小説家になる!」と宣言する正宗。
お父さんは「実はオレ天才だったんだ」という正宗に大笑いするも、さっき届いたばかりだというモバイルPCを「プロの小説家になるんだ、必要だろ?」といって正宗に渡します。
いやぁ、素敵なお父さんですね。私もそんな大人になりたいですねぇ。
『エロマンガ先生』第11話「二人の出会いと未来の兄妹(ふたり)」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP
「それが小説にハマったキッカケ」という正宗。紗霧はおそらくこのとき初めて自分の絵が正宗に与えた影響を聞いたんでしょうね、「そうだったんだ……」と少し驚いた様子です。
正宗「オレが初めて書いた小説を面白いって言ってくれた人がいた。オレが作ったキャラクターに絵を付けてくれた人がいた。スゴく嬉しくてメチャクチャ楽しくて、だからオレはプロを目指したんだ。小説サイトの掲示板とメールだけの繋がりだったけど、友達だったと思う」
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