「夢に向かって踏み出した、初めの一歩」『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」感想

エロマンガ先生 第4話より




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『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」を見ました。

他の各話の感想は以下にまとめてあります。

『エロマンガ先生』感想記事-まとめ-

2017.05.16

第4話「エロマンガ先生」あらすじ

以下、公式サイトよりあらすじを引用します。

年下の人気ライトノベル作家・山田エルフの「仕事」を見せてもらったことで彼女と打ち解けた正宗。そんな二人の仲を疑い、やきもちを焼く紗霧に、正宗は自らのある決意を伝える。それは紗霧に自分を本当の兄と認めてもらうため、あるものを題材にしたライトノベルを書くということだった。「究極のラノベ」にするという正宗の言葉に、信じないと言う紗霧。そんな紗霧をよそに、正宗は猛然と作品を書きはじめる――。

「アンタのお陰で料理を振る舞うヒロインの気持ちが良く分かったわ」

「男なんてエロの力の前には無力よ!」『エロマンガ先生』第3話「全裸の館と堕落の主(あるじ)」感想

2017.04.23

第3話「全裸の館と堕落の主(あるじ)」では明日は仕事をするから見に来い、と山田エルフ先生がいい、そして翌日山田邸をマサムネが訪れる、というところで終わりました。その続きです。

『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

どういうワケか手料理を振る舞われるマサムネ。山田エルフ先生はマサムネに手料理を振る舞うことで、気になる男に料理を振る舞うヒロインの気持ちが分かったと言います。なるほど、そういうことでしたか。

山田エルフ先生「わたしは遊びで小説を書いてる。でもね、本気でやらない遊びなんてつまらないでしょ?遊びだからこそ全力でやるのよ」

なるほど、子供っぽい理屈なような気もしますが、これはこれでプロフェッショナルな発言だなぁとも思います。

そんな風に仕事ができたらどんなに素晴らしいでしょうねぇ……。山田エルフ先生は仕事と思ってないからこそそう言えるワケですが。

あとさりげなく「気になるヤツ」って言いましたよね。山田エルフ先生はマサムネが気になっているってことですね、なるほどなるほど。

『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

お土産に渡されたエルフ先生の料理を持って紗霧の部屋へ行くマサムネ。

紗霧にはお隣さんとは仲良くないと言ってたのに、そんなもの持って行くのですから当然どういう間柄なのか疑われます。

そんな中、唐突に「お前ってなんで貧乳の娘しか書かないの?」と聞くマサムネ。それに「生で見たことないものは描きたくない」と答える紗霧。そんなこと聞いてしまっては色んな妄想が膨らみます。

紗霧に嘘つきと言われるも、まだ事情を説明するわけにはいかないマサムネ。そして信じてもらうために妹を題材にしたラノベを書くと言い出します。「世界で一番大好きなものを書いて、究極のラノベを作ってやるぜ!」と言います。

「ちっとも嬉しくない、嬉しくない!そんなので心を開いたりなんてしない!気持ち悪いだけ!」という紗霧。マサムネは結局紗霧の部屋を追い出されてしまいます。

『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

そしていよいよ山田エルフ先生との勝負の日を迎えます。

前日まで一文字を書いていないと言っていたという山田エルフ先生ですが、徹夜で原稿を書き上げています。

マサムネ「面白い、めちゃくちゃ面白い!読み進める手が、心が止まらない。これがアニメ化作家の実力か……。しかもこの作品、ヒロインは貧乳のみ。エロマンガ先生の得意そうなポーズ、好きそうなシチュエーションや服装が盛りだくさん。そして……クッ……、とにかくエロい!カリッカリの特化型チューニング!正にエロマンガ先生のためのライトノベル!」

と、山田エルフ先生の新作を読んでマサムネはこんな感想を述べます。

その山田エルフ先生はマサムネの原稿を読みながら、顔を真っ赤にしてキレています。さらに「こんなの勝てない……」と泣き出します。

エルフ先生「この原稿はたくさんの読者を楽しませるために書いたものじゃない、あんたはこれを魂込めてたった一人のためだけに書いたんでしょ!?この商品としては問題外のクソ原稿を読んで感情を揺さぶられるのは世界中でわたしと、あんたの妹、エロマンガ先生だけよ!」

そして「あー負けた負けた、今回はわたしの負け」と書いた原稿をシュレッダーにかけてしまいます。保存データも消したと言っていたのでもう完全にこの世から消滅してしまいました。……、いやこっそりとクラウドや外部メモリに保存してあるのかも知れませんが。

「あんなエッチで楽しい傑作が……」と悲しむマサムネ。マサムネはホント山田エルフ先生の大ファンですね。

「300ページもあるラブレター」

『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

紗霧がドアを開けてくれないから、という理由で山田エルフ先生の事務所から紗霧の部屋にダイブするマサムネ。

紗霧は部屋に籠もって戦闘シーンや、巨乳が描けるように練習していたのです。紗霧はお隣の山田さんがイラストレーターで、だからマサムネはお隣さんと仲良くしていると思っていたのです。

紗霧「和泉先生が妹をヒロインにするって……究極のラノベを作ってみせるって……。ホントは嬉しかったから……、絶対わたしがイラスト描きたいって思ったから……。絶対絶対負けるもんか!和泉先生をあんなヤツに渡さない!」

マサムネはそれが勘違いであることを告げます。自分より売れっ子作家と仕事がしたいと言われたら……そう思い、お隣が山田エルフ先生であること、エロマンガ先生を賭けて勝負していたことを黙っていたと言います。

紗霧「これからもよろしく、和泉先生」

マサムネ「こちらこそよろしくな、エロマンガ先生」

『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

そしていよいよ、山田エルフ先生が「300ページもあるラブレター」と言った新作をエロマンガ先生に読んでもらいます。

原稿だけ渡して立ち去ろうとするマサムネですが引き留められます。まさに針のむしろに座る気持ちでしょうね。

原稿の感想を聞くマサムネに顔を真っ赤にして紗霧は答えます。

紗霧「え、ええと……、す、スゴく面白いと思う。ただ、このまま本にするのはダメ……。他の人には絶対読ませられない、恥ずかしい……。兄さん、わたし、好きな人がいるの」

その言葉を聞いてショックを受けるマサムネ。

紗霧の表情やこれまでの動向を見ている私たちには、紗霧のいう好きな人はマサムネだと分かるのですが、当の本人は「これでいい……、オレたちは兄妹なんだから」と変な納得を、自分に言い聞かせるようにしています。うーん、もどかしい!さすが「兄さんのラノベ主人公!」ですね。

「へぇーそっかそっか、フラれたんだあんた」

そしてエルフ邸でことの顛末を話しているマサムネ。そりゃ山田エルフ先生は喜びますよね、うん。

『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

マサムネ「なあ紗霧、オレにも夢ができたぞ」

紗霧「夢?」

マサムネ「ああ、そうだ。すっげービッグな夢!オレはこの原稿を本にする。このままじゃ話にならないから、練り直して企画書書いて、担当編集に認めさせて……。そんなところからだけどでも必ず本にするよ。たくさんの人たちを面白がらせて、主人公やヒロインを好きになってもらってバンバン人気が出て、楽勝で自立できるくらいお金も稼いで、そんでもってアニメ化だ!」

紗霧「それが兄さんの夢?」

マサムネ「違う違う、こんなのは前準備だ。うちのリビングに大きな液晶テレビを買って、バカ高いスピーカーも用意して、豪華なケーキにろうそく立ててさ、お前を部屋から連れ出して二人でアニメを見るんだ!オレが原作で、お前がイラストを描いたオレたちのアニメだ!そうしたらきっとすっげー楽しいと思うんだよ!悲しいことなんて吹っ飛んじまうかも知んねぇぜ!それが……オレの夢だ!絶対に叶える目標だ!」

私、このシーン泣いてしまいました。なんていうんでしょうか……、少年が叶えたい夢、それが自分のことじゃなくて妹である少女のためにあるというのがもうねぇ……ジーンときてしまいました。悲しいことを吹き飛ばしたい、という優しさがいいじゃないですか!

『エロマンガ先生』第4話「エロマンガ先生」より ©伏見つかさ/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/EMP

これに対して紗霧は「そうか……今回も、なんだ」といいます。そして再びヘッドセットを付けて言います。

紗霧「あなたは昔からそうだね、和泉先生。いつもオレに夢をくれる!いいぜ和泉先生、やってやろうじゃん!そんな面白そうなこと一人でやらせてたまるかよ!それはあなただけの夢じゃない、オレたち二人の夢にしよう!」

これは、紗霧としてではなくエロマンガ先生として答えた、ということなのでしょうね。うーん、切ない!そしてもどかしい!

うーん、これからどうなっていくのでしょうか……次回も非常に楽しみです!





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